団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

現代版 トラットラー

2017-01-21 11:20:17 | 政治

現代版 トラットラー

2017年1月21日(土)

 トランプ大統領の就任演説のニュースを観ました。

 America first. Make America great again.

 この言葉に象徴される内容でした。

 トランプ氏は、雇用を創出し、アメリカを強くすると言っています。かつて、ヒトラーが言いやったことと同じです。ヒトラーほどではありませんが、アジ演説は得意のようです。オバマ前大統領のように、理性に訴える内容ではありません。

 こりゃ、現代版、ヒトラーになる可能性を感じました。ただ、その確率は低いと言わざるを得ません。何故なら、当時のドイツと比べてアメリカは圧倒的に豊かだからです。

 

 TVのコメンテーターが、アメリカファーストという発言を受けて、「それは、どこの国も同じですね」と言いました。確かに、私もそれは否定できません。しかし、全ての国が自国ファーストを主張し争うと、→そりゃ、戦争になるということです。

 人類は歴史の教訓に学んで、その自国ファーストを調整する智恵を生み出しました。「教訓」とは戦争であり、「調整」とは、国連のような調整機関や各国間の連携(貿易協定が最たるものと思います。)を造ったということですね。しかし、トランプ氏には、そのような調整をしようとする姿勢がかけらも見られません。私は、トランプ氏は必ず国連を攻撃すると思っていますが、どのような発言になるか注目しています。

 

 TVのコメンテーターが言っていました。「トランプ氏が何かしようと思っても、議会の協力がなければできない。」そりょそうでしょ、私もそれは否定できません。しかし、決定的に重要なことは、主権者の意志に反することはできないということです。アメリカ大統領の権原は、主権者の意志にあるのです。主権者そのものがその意志を表すため、既に立ち上がっていますが、更に大きな動きになると予想しています。就任直前の支持率が40%という超低人気では、4年という任期を全うできるとは思えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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