広島交響楽団第395回定期演奏会
2019年12月5日(木)
11月29日、広島交響楽団の演奏会へ行って参りました。
今日はwifeと一緒ではありませんので、電車で行くのであります。
広島ならではと思いますが、電車がビァホールになるのであります。4席で24,000円也と、我が貧乏人を拒絶しております、です。
当日席であります。
学生席が2階のアルプスに1500円であります。
もう時効ですので言ってもよいですが、学生時代私は一番安い席を買って、途中空席の良い席に移動していました。
シルヴァン・カンブルランマエストロは、読売日本交響楽団の常任指揮者をしていました。TVでお馴染みです。
下野マエストロがCDをリリース。定期演奏会のライヴ音源です。私は、この演奏会は、チケットは買ったのですが、忘れてしまい聞きのがしました。
ベルリオーズの幻想交響曲を聴きたくて、死ぬまで後何回聴くことができるだろうか?と難解な疑問を抱いています。
ハイドンの交響曲ですが、私ゃ、ハイドンには申し訳ないのですが、死ぬまでその良さは理解できないんじゃなかろうかと思います。退屈であります。
幻想ですが、血が煮えたぎるような演奏でありました。
この曲は1830年に初演されたということですので、1827年に死亡したベートーヴェンから僅か3年後であります。
オーケストレーションが格段に多様になっています。いやー、ベートーヴェンが生きていたら、マイッタと思った部分があるのではないかと思います。圧倒的なダイナミックレンジです。
シンバルは、ベートーヴェンの第九でも4楽章に出てきますが、径が小さいですね。ベルリオーズは3倍くらいの径です。
バッシャーン!と一撃がありますが、こりゃ、ギロチンで処刑された血の飛沫ですワ、と思います。こんな脳天を叩き付けるような音を聞いて、興奮しない訳ありません。私ゃ、高血圧で治療を受けていますが、この病気にはチト悪いかも知れませんぞ。(ハハハッ)
50分の大曲でありますが、スリリングでちっとも退屈いたしません。
アンコールの曲は、パーティ会場のようににぎやかな曲でありました。
最後、フルーズしたように終わります。演劇の演出の一つの手法でありますが、登場人物が固まってしまうんですね。シルエットのような感じでフィナーレとなります。マエストロも10秒程度固まっていました。
コントラバスが7台、チェロが8台の布陣でありました。もう少し欲しいものであります。
舞台に鐘が出ていたのですが、その鐘を鳴らさない!舞台裏から聞こえてくるんですね。一体どうして?と思ったら、アンコール用だったんです。こんな経験ありませんでした。
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