都合の悪いことは答えない
2021年10月15日(金)
ついこの前までは、平気で嘘をつくお方でした。短期間リリーフのお方は、まともな日本語をしゃべることができず、国会から逃げ回っていました。そして今は、「聞くのが特技」と言っているお方です。
三者三様の「個性」をお持ちですが、共通項がありまして、「都合の悪いことには答えない」。
13日の赤旗です。
12日代表質問をした共産党の志位委員長は、「首相ことごとく答えられず」と言っています。以下その指摘の一部です。
①森友学園疑惑と日本学術会議の任命問題について、(岸田首相は)丁寧な説明と言いながら、説明抜きの問答無用の態度をとっているという姿勢がはっきり見えた。
②新型コロナ対応について科学無視、40年来の医療・公衆衛生の切捨て政治、不十分な補償の3点について反省と転換を求めたのに対しても一切答えがなかった。
③富裕層や大企業への優遇税制の是正を求めたことへの回答はなかった。
④ジェンダー平等の問題で、岸田氏が所信表明演説で一切言及しなかったことを問題にしたが、答弁はなかった。
国会での議論は、主権者である国民の声を聞く絶好の機会です。「声を聞く」ということは、「聞き流す」ということではありません。それに対して真摯に応えなければ、聞いたことにはなりません。志位氏と岸田氏の代表質問のやりとりで分ったことは、岸田氏の「聞く」というのは、”A"からの声を聞くってことです。その「聞く力」は債権格付けに例えると、トリプルAですワ。(ハハハッ)
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