団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

そりゃアマリだ

2021-10-20 07:51:28 | 選挙

そりゃアマリだ

2021年10月20日(水)

 

 「そりゃあんまりだ」が「そりゃアマリだ」程度の駄洒落しか思いつきません。何故「思いつかないのか」?そりゃ怒っているからであります。

 

 17日の赤旗です。

 

 この記事にはありませんが、甘利幹事長は、UR(都市再生機構)の口利き問題について、「寝耳に水」と宣まわれました。大臣室で2回に渡って100万円受け取っていて「寝耳に水」とは、「寝言なら寝て言え!」と誰でも思いますです。

 甘利氏は、大臣を辞任しましたが、「睡眠障害」を理由に約4カ月にわたって国会を欠席しました。「(秘書の問題は)しかるべきタイミングで公表する」などと言って大臣を辞めた人間が、参考人招致や証人喚問から逃げて雲隠れし、通常国会が閉会する前日に不起訴処分が発表されると、それから約1週間後に活動再開を表明したのです。

 

 このような人物を幹事長に据えるとは、「そりゃあんまりだ」。「あんまり」は「アマリ」と発音してください(笑)

 

 

 古賀茂明さんは、自民党政権の腐敗について、次のように言っています。(ネット引用)

 

 第2次安倍政権で発覚した安倍晋三元首相の「森友・加計・桜」疑惑、甘利明氏のUR口利き疑惑、小渕優子氏の「観劇会」不正支出疑惑なども、部下だけが処分されたり、刑事訴追される一方で、前述ような理屈(起訴された訳ではないので処分の対象にならない)で本人は事件化を免れてきた。そこに共通するのは法律に触れるという明らかな証拠がなく、検察や警察に捕まらなければ問題なしとする政治倫理の腐敗だ。

 近年は、それがさらに深まったような印象さえある。「安倍官邸の門番」と呼ばれた黒川弘務元東京高検検事長の定年延長の騒動や、安倍元首相の友人であるジャーナリストの準強姦罪疑惑で、彼への逮捕状執行を止めた中村 格氏を警察庁長官に昇進させるなど、政治家やそのお友達を立件しない検察官、逮捕しない警察官が政権内で重用されてきた。政界の倫理が「捕まらなければよい」から「捕まえさせなければよい」へと、さらに劣化したわけだ。まさに「地に堕ちた政治倫理」である。

 本来なら、政治家には「李下(りか)に冠を正さず」という高い倫理性が求められる。人の道に反する行為をしているのではないかと有権者に疑われるだけで責任を問われる立場にあるのだ。

 しかし、今の日本の政治は明らかにその倫理が劣化し、さらなる堕落が進む状況にある。

 看過できないのは岸田文雄首相が率いる新政権でもその流れが続きそうなことである。その象徴が甘利氏の党幹事長起用だ。経済再生相当時、大臣室などで口利きの見返りとして計100万円を直接受け取ったという証言が報じられたにもかかわらず、甘利氏はなんの説明もしていない。本来なら、議員辞職モノだ。

 その甘利氏を岸田首相は自民ナンバー2の幹事長に起用した。甘利氏の登用には安倍、麻生両元首相の意向があったとされる。ふたりのキングメーカーへの忖度(そんたく)は明らかだろう。事実、森友問題の再調査はしないと、岸田首相は明言している。新政権でも政治倫理の腐敗は継続すると考えるべきだろう。

 

 

 

 

 


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