団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

舛添要一東京都知事の人品

2016-05-27 07:12:39 | 政治

舛添要一東京都知事の人品

2016年5月27日(金)

 次から次へと出て来る舛添要一東京都知事の金銭疑惑ですが、その中で浮かび上がってきたのが、舛添氏の人品です。

・人品→ひとがら。品性。人格(広辞苑)

 

 舛添氏については、セコイ、ケチ、小さいという言葉で称するのが定番になった感がしますが、私は、更に「卑しい」を付け加えたいと思います。

・卑しい→①身分や地位が低い。②貧しい。みすぼらしい。③とるにたりない。④下品である。おとっている。つたなく、まずい。(広辞苑)

 

①ある団体が舛添氏に講演を依頼しました。

②団体は、交通費として切符(グリーン券と乗車券)を送ってきました。それには秘書用も含まれていました。つまり、団体としては、秘書さんにもグリーンで来てくださいという意志表明だった訳です。

③舛添氏は、秘書用の乗車券を除いて、他は金券ショップで換金しました。自らは国会議員のグリーン車乗り放題を使い、秘書は自由席に乗らせたのですね。

 

 舛添氏は、(当時国会議員ですから)身分や地位が低いとは言えません。また、講演に行くのに国会議員のグリーン車乗り放題を使うというのは、本来の趣旨からすれば違いますが、多分ほとんど他の国会議員もするでしょうから、「つたなく、まずい」とまでは言えないような気がします。つまり、卑しいとは言えません。

 しかし、秘書用のグリーン券までを換金するでしょうか。 (◎o◎) 私しゃ、ここに舛添氏の発想の貧しさの極致を見たと感じるのであります。身分は高いがその発想の何という貧しさ。この落差に驚嘆するのであります。「卑しい」2(スクエァのつもりです。)という言葉がピッタリであります。

 

 これ、舛添氏が知事就任の際に、職員へ垂れた言葉です。

 東京都の職員は、もう既に舛添氏を、無視していると思います。というか、この知事はやり易いと思っているに違いありません。そりゃそうでしょう。自らより人格が劣っている人間が知事なら、面従腹背で、好き放題ができると考えるのです。

 職員数は16万人! 本当に人格者が知事になれば、凄いパワーを出す組織になりますね。因みに、私は東京都の職員は、国のキャリア官僚と言われる方達と同程度の能力を持っている人が五万といると思っています。

 これ、新たな疑惑です。舛添氏の視察先の約7割が美術館だということです。因みに、舛添氏は先日の記者会見で、美術が好きとおっしゃっておられました。こりゃ、知事職を趣味に利用しているのですね。

 

 視察先の一例です。末尾に4/27(水)「カラヴァッジョ」展があります。4月27日というと正に疑惑の真最中です。疑惑を誤魔化すのに超多忙と思われる時期ですので、美術が余程お好きなんでしょうね。いや、好きというか、私を公けにする習癖が身に付いているのですね。好きというだけなら、私で行くでしょうから。

 ただ、不思議なことがあります。若冲展です。

 

 舛添氏が若冲展を知らないハズはありません。「ここが視察先になっていないということは?」といろいろ考えたのですが、分かりましたですよ。若冲展は東京都美術館で行われていますので、これ「視察」という名目でなくて、知事の所管の私設(正確には「施設」)ですので、自由に見に行っているのだと、気付いた訳であります。wifeが言っていましたが、多い時は5時間待ちとか・・。舛添氏はこれをスキップできる訳です。次の記者会見で若冲展を見たかどうか尋ねて欲しいですね。

 この写真は、姪が送ってくれたものです。

 

 舛添氏の人品パワーにより、これからも「卑しい」ことがドンドン出てきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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