米、メキシコ関税見送り
2019年6月9日(日)
トランプ大統領が、不法移民問題に関して、メキシコからの関税を上げるという問題は、見送ることになりました。
9日の朝日新聞です。
この記事によると、アメリカの産業界にも大打撃を及ぼす恐れがあるということです。トランプ大統領は、「メキシコは強力な移民対策を講じることに同意した」とありますが、実質的にはトランプ大統領のアリバイ造りが成功したということでしょう。
自動車会社はこの問株価を大きく下げています。中でも、この記事にあるように、「マツダの関係者は『身構えていたが、ほっとした』」とあるように、一番影響があるのはマツダでありました。明日の株式市場では自動車会社は5%前後値を上げるのではないでしょうか。
5月17日の朝日新聞です。
日産が、今秋、ハンドルから手を放した状態で走れる車を売り出すということです。
自動化へ進展したということでしょう。高速道路での自動運転が実用化されれば、こりゃ超便利であります。夜間に寝ながら移動できますので、我が広島から青森まで15時間程度で行くことができますね。10年後には実現して欲しいものであります。
5月30日の朝日新聞です。
トヨタはダボハゼでありますな。次から次へとアライアンスを行っています。昔は、こんな会社ではありませんでした。それだけ、モビリティの未来が目まぐるしく変化するってことでしょう。何に絞れば良いか誰にも分かりませんので、資本にモノを言わせて、全方位展開を行っているものと思います。
6・26 ベストカーガイドです。
マツダが開発している直6エンジンをトヨタが採用すると予想しています。これ、両社にとってメリットがあります。マツダだけでは、開発コストをなかなかペイできません。トヨタが採用すれば、レクサスに積み、相当な台数がでることが期待できます。
ただ、マツダの公式発表では、このエンジンは2024年に発売としています。2年程度前倒しできないものでしょうか、と思います。これだけ、自動車を巡る環境が激しく進展しているのに、5年後じゃ、遅きに失すると危惧いたします。
6月8日の朝日新聞です。
トヨタがEVシフトを加速させ従来計画を5年前倒しするということです。
問題は電池でありますが、パナソニック、CATL、BYD、GSユアサと多方面から安定的に仕入れる計画とあります。「ダボハゼ」計画であります。
電気自動車は、ひとえにに電池にかかっています。現状の電池性能では、この5年前倒しは実現しないと思いますので、この間に電池性能も相当向上すると見込んでいるものと思います。
価格、重量、容積いずれも現状の半分程度になれば、爆発的に増えるものと思います。その日は何時か、神のみぞ知るであります。
こう見ると、トヨタが圧倒的に好調です。
日米貿易交渉ですが、参議院選挙を見越して、8月に公表するということです。日米貿易不均衡で最大の自動車ですが、みんな、「トヨタさん、30万台規模の工場を建ててよ」と思っているでしょう。1500億円程度のお金が必要になると思いますが、トヨタの内部留保は20兆円超あります。もし、私の予想(というか、そう予想している方は多いと思います)が当たったら、各社トヨタに足を向けて寝られませんですな。
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