予測できない怖さと予測しない愚かさ
2016年4月16日(土)
今日未明1時30分頃、なにやら「気配」で眼が覚めました。携帯の地震速報でした。その後、ゆらりゆらりと私の体内震度計ではレヴェル2位の揺れがあり、屋外非常放送が繰り返し地震の知らせと注意事項を告げていました。(広島市南区)
「体内震度計」って、ネットで検索してみると、既に使っている人がいました。私しゃ、プライオリティがありません。
地震の怖さって、予測できないことだと思います。何時如何なる時に起こるか分かりません。
今回の地震は、日本列島を縦断するように走っている中央構造線沿いの活断層と言われています。中央構造線の最西端(最南端でもあります。)は、川内原発があるあたりらしいです。この中央構造線は、長野県まで走っているといわれ、途中伊方原発のある佐多岬の北側近くを走っていると言われています。
TVのコメンテーターが、地震の専門家に尋ねます。「原発の近くの活断層で地震が起こる可能性はどの程度あるのでしょうか?」地震学者は極めて冷静に、「十分あります」と。
原発の近くの活断層で、震度7程度の地震が起こった場合、大丈夫だと言い切ることができる人は、原子力規制委員会の連中だっていないでしょう。
避難計画にしても、今回の地震でもあったように道路が寸断して、移動ができない人がいます。絵に描いたような避難計画なんて、ナンセンスです。どれほど混乱した状況が起こるか、正に予測不能です。
原子力規制委員会の審査基準にしても、避難計画にしても、十分な予測をしていないというか、むしろ予測しないという愚かさを感じるのであります。
そして、私は、予測しない愚かさが、何と恐ろしいことかと思うのであります。
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