分かりゃ苦労せん
2018年6月5日(火)
財務省が森友文書「調査」なるものを発表しました。「 」が付いているのは、とてもまともなものではないからです。
麻生財務大臣そのものが認めています。
5日の朝日新聞です。
改竄の動機を聞かれ、「それがわからんから みんな苦労している 私らも」と記者会見場で発言しています。
この「分からん」ということを、「あっそう」と聞き流すことはできません。麻生氏が嘘をついているか、財務省に調査能力がないかのいずれかです。
私は、昨日のブログで「トヨタ生産方式」のことを書きました。「風が吹けば桶屋が儲かる」式に原因を究明していくのがトヨタ生産方式です。佐川氏が改竄を指示したのであれば、”why”佐川氏は改竄を指示したの?を究明しなければ、安倍首相の言う「再発防止」もできないでしょう。原因が分からなかったら対策の立てようがないというのは自明の利です。
最強官庁という財務省がまともな調査をすれば分からない訳がありません。しかし、トヨタ生産方式により原因を究明していくと、首相夫人の関与に行きつくので、しないだけです。
重要な情報として、
①安倍首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員もやめる」と答弁したことを受け、中村総務課長が、昭恵氏の名前が書かれた文書の存否を国有財産審理室長と近畿財務局管財部長に確認していることが明らかになりました。
これ、昭恵氏の名前が出ると、危険がヤバイと思った証拠です。
また、
②中村総務課長が昭恵氏の名前の入った文書の存在を確認した後の2月22日に、理財局と国交省航空局が菅官房長官に対して昭恵氏や政治家関係者の照会について説明したことも明らかになりました。この場には、当時の佐川理財局長、太田官房総括審議官(現理財局長)と中村総務課長が同席しています。
これ、菅官房長官の関与は明らかです。その場でどのような「話」が行われたのか、関係者全員の証人喚問が求められます。・・が、安倍内閣はこれを絶対に認めません。自らの破滅になるからです。
強大な権力が真実を抹殺しようとしています。行きつく先は、独裁国家です。(影の声:今でも十分独裁じゃん!)
余談ですが、私のブログの訪問者が激増しております。6月3日516人、4日545人。それまでは、200~300の間だったんです。安倍独裁政権のバロメーターかも・・。
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