団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

暫定税率復活の「再議決」

2008-04-28 07:39:34 | 政治
              暫定税率復活の「再議決」

                         2008年4月27日(日)作成

 政府は、ガソリンの暫定税率を復活させる法案を、衆議院の「再議決」によって30日に成立させる、と言われている。
 新聞・TV等によって、評論家が以前から言っていたもので、福田総理大臣そのものも「口」にしだしたので、間違いないだろう。

 問題は、福田総理大臣が3月末に、「1年後には道路特定財源を廃止して一般財源にする」と表明したことと、その法案が矛盾しているということである。
 法案は、暫定税率を、「1年」どころか、これまでの5年から2倍の10年に引き延ばす内容になっている。

 今日のTVで、自民党の石原伸晃議員が、その矛盾を突かれて、「総理が言っていることだから信用しろ」という趣旨の発言をしていたが、私は到底信用できない。

 政府与党の魂胆は、次のとおりだろう。

①総理大臣が「一般財源化」と言ったのだから、表面上は「尊重」するような素振りをする。
②福田総理大臣の任期は、その「人気」からして短い。洞爺湖サミットが花道だ。
③福田総理大臣が辞任すれば、「福田」総理大臣の公約は保護に値せず「反故」にできる。
④「③」ではあまりに「乱暴」なので、野党に対して「税制の抜本改革」の協議を呼びかける。そして、「道路特定財源を続ける」VS「野党が飲めないような案」(例えば消費税の増税)の選択を迫る。
⑤野党が消費税増税を反対することを理由に、道路特定財源を維持する。

 このシナリオは、私のオリジナルではない。(④⑤は私のオリジナルのつもりであるが。)既に評論家が言っていることである。

 仮に、このようなことであれば、それは「墓穴を掘る」ということだ。


(写真)本文とは、全く関係ありません。広島市西区にある三滝寺です。妻が「昔書道部の合宿をしたことがあるので行ってみたい。」、その一言で4月20に行ってきました。
 夏行くと、涼しそう。

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