団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

音楽 渇望

2020-05-11 15:55:33 | 新型コロナウィルス

音楽 渇望

2020年5月11日(月)

 

 4月20日の朝日新聞です。

 

 横山さんの演奏は、TVでも放送され視聴しました。感動的でありました。「慰め」、「勇気」、「喜び」、「希望」等々。人々によって様々な受止めができるのが、音楽文化の特徴と思います。

 

 ドイツの文化大臣モニカ・グリュッタース氏は、「アーティストは必要不可欠であるばかりでなく、生命維持に必要なのだ。特に今は」と述べています。

 そして、メルケル首相は、「財源は青天井」と言ったのであります。アーティスト達への手厚い支援がなされています。誰かと違って口先だけではないのであります。

 私は、「生命維持に必要」という言葉は、歴史に残る「言葉」だと思っています。

 

 

 ところで、検温の毎日であります。ふと、音楽を聴いた後の体温変化があるのか試してみました。聴いた順に記録しますと、

・ストラヴィンスキー  春の祭典    36.3℃ → 36.5℃     全曲

・ベートーヴェン    交響曲第7番  36.3℃ → 36.7℃      第4楽章

・マーラー       交響曲「復活」 36.3℃ → 36.6℃     終楽章途中から

 

 ベートーヴェンの7番では0.4℃上がっています。興奮しますので、動悸も激しくなり、顔がほてりますので、体温上昇も予想されるところです。他の人の場合どうなるか知らないのですが、音楽の力でこれだけ体温を上昇させるって、先の「生命維持」という言葉が、そんなに大袈裟でもないのかな?と感じました。

 

 今、演奏会も「自粛」で、私は2月2日の広島交響楽団の演奏会が最後でした。3か月以上演奏会へ行っていないことになりますが、20歳以降これほどの期間演奏会へ行かなかった(行けなかった)というのは初めてです。

 

 ただ、あまり渇望感はないんですね。CDやヴィデオで再生芸術の恩恵に預かっているからです。

 

 でも、生の演奏は、当然圧倒的に違います。7月か8月かはたまた9月か、生の演奏会を聴く機会がやがて訪れると思いますが、私ゃ、体温計を持参して、その興奮度を計ってみたいと思っています。

 

 37.5℃! あっ!大変!コロナに罹ったかも!(ハハハッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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