萩生田官房副長官がドジ踏んだ!?
2017年6月16日(金)
加計学園疑惑の焦点は、安倍総理が働きかけをしたかどうかです。しかしながら、その証拠を掴むことは至難と思います。何せ、「働きかけ」をしていたら、総理どころか議員も辞めると啖呵を切ったほどの大事ですから。
ただ、私は、仮に、安倍総理が、「働きかけ」を行っていないとしても、「働きかけ」を行ったと同じ筋書きで事が運ばれていることの方が、実は、恐ろしいことだと思います。(日本の社会にとってです。)
安倍総理も人間ですから、一日24時間しか持っていません。もっと多くのことで国政の私物化をするためには、240時間も欲しいでしょう。そして、あらゆる分野で、指示を出したいと思うでしょう。しかしそれは、物理的に叶わない訳ですから、分身というか、忖度のシステムを作りたいと思うのは、人情として、私ゃ、分かりますです。
その分身がドジを、どうやら踏んだようであります。萩生田官房副長官が、どうやら指示をしていたようであります。↓
「広域的に」、「存在し」、「限り」を加えることで、事実上、加計学園に獣医学部の新設を認める方向性を決めちゃったんです。ね~!
萩生田氏は、「事実ではない」と否定していますが、これだけ物証が出て否定というのはいかにも苦しい。ただ、嘘をつきとおすその方法は一つあります。内閣府の藤原審議官を嘘つきにしてしまうことですね。
内閣府は、今日16日に、内閣府内での調査結果を公表すると言っています。どんな嘘の上塗りをしてくるか見ものであります。
余談ですが、文科省から、このメールが公表されたということは、これまで散々文科省が攻撃の対象になっていたことに関する、反撃と言えるでしょう。攻撃の対象は内閣府ですよ!と内閣府に対して喧嘩を吹っ掛けたとも思えます。いわば、内部抗争ですわな。官邸にとって都合の悪いメールですが、総理が「徹底的に調査をするよう」指示した訳ですから、表向き叱責する訳に行きません。→報復人事ですね。国会が終わると霞が関の人事が行われますが、文科省の役人には厳しいことになりそうです。→当然、反発が起こりますので、内部リークが行われることになると思います。
いつも、ブログを読んでいただき、有難うございます。
天下り禁止の規制緩和ですか・・。甘い汁を吸いたい企業には、この上ない良い話です。
天下りの弊害は、天下りした者の口利き等により、税金が無駄あるいは不正に使われていた実態があったことですね。こういうことがなければ、民間企業再就職は大いに結構ですね。