団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島土砂災害に関する広島市長の記者会見

2014-08-23 12:42:30 | 我が街

広島土砂災害に関する広島市長の記者会見

2014年8月23日(土)

 23日の朝日新聞によると、広島市の松井市長は22日、記者会見を開きました。

 記事中「水防計画上、避難勧告を出すのは原則市長だが、今回は区長らが発令していた。松井市長は『何でも私がするのがリーダーシップとは思っていない』『区長の判断でやったということについては、何らリーダーシップにおいて問題なかったと思っている』との考えを示した。」とあります。

 これって、私的には、松井氏は職責の自覚が足りないと言わざるを得ません。「避難勧告を出すのは原則市長」であるのに、「何でも私がするのがリーダーシップとは思っていない」という論理は通じないでしょう。「リーダーシップ」の問題ではないのです。「リーダーシップ」とは、広辞苑によれば、「指導者としての資質・能力・力量。統率利力」とあります。今回問われているのは、原則市長が判断しなければならないというルールになっているのに、何故区長らに判断させたか、という問題です。

 避難勧告を出すかどうかという問題は、優れて政治的な問題と思います。出しても出さなくも結果次第では「非難」されることがあるのです。例えば、避難勧告を出して何事もなかった場合、住民の中には市の対応を「非難」する人間がまず間違いなく出てきます。(特に今回の場合、深夜でしたから混乱により避難途中での事故が出たであろうことが予想されます。)そうなると、保身の権化のような役人というのは、判断をためらう(言いかえると無為に時間が経過する)のです。実際、記事中にも、「避難勧告を出すことに躊躇があった」旨の記述があります。正に、政治職としての市長の出番です。

 9月に開かれる9月議会において、松井氏はその責任を追及されることになる訳ですが、記者会見で述べたような主張を通し続けることができるかどうか、私は大いに疑問と思っています。

 また、今回の災害で被害を受けた人の中から刑事責任を追及する方が出てくるような気がします。「予見可能性」の問題が問われることになる訳ですが、松井氏は何らかの罪に問われるような気がします。

 

 我がヤベー首相ですが、ゴルフをしていたとか・・。

 集団的自衛権の問題では、口を開けば「国民の生命、財産を守る」と言っていましたが、この方の「生命、財産を守る」というのは、ゴルフをしながらでもできるという感覚なんでしょう。

 昨日のブログで、広島の土砂災害のことを取り上げました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/bdba1273b5fdd4e1fe58e896cdd118bb#comment-list

 

 そうすると、次のようなコメントが寄せられたのです。

第三者委員会を立ち上げて検証とありますが、そんなことはもっと後に考えればいいことでは?
現場にはまだ行方不明者50人超もいるんですよ!
そんな中、現在自衛隊員等が懸命に救助活動にあたられています。
今このタイミングで言うべきことなのでしょうか?
まだ復旧も救助活動も現在進行形ということ直視していただきたい。

疑問と怒りにより一言書かせていただきました。

 

 このような感情をお持ちのこの方が、安倍首相がゴルフをしていたことをどのように見るかですが、当然即刻退陣を求めるでしょうね。

 

 

 

 

 

 


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