団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

放置国家

2015-11-27 11:38:05 | 政治

放置国家

2015年11月27日(金)

 連日、道理に合わないことがあるという報道に接すると、この日本という国は、法治国家ではなく、問題点を放置する国という意味で、「放置国家」ですね、と思います。

 11月24日の朝日新聞です。内閣法制局が憲法9条の解釈変更に伴っての議事録を作っていなかったというのです。公文書管理法によれば、「行政機関の意志決定や事務、事業の実績を検証できるよう、『事案が軽微なもの』を除いて文書作成を義務づけており、」とありますから、明確に法律違反です。こりゃ、解釈の変更ではなく、「偏向解釈」したから歴史の検証に耐えられないことを自覚して、意図的に残さなかったのでしょう、と確信いたします。

 「この条文が合憲と言えるのか、横畠長官でないと分からない」とあります。こりゃ、公けの組織ではないですね。横畠氏の私的独裁機関であると指摘しておきましょう。げに、恐ろしいことでございます。

 11月26日の朝日新聞です。「違憲状態」と言っています。「違憲」と言わないところが、「事情判決」を想起させます。今の最高裁の限界と思います。

 選挙制度の適正化ができないのは、多数を占める政権与党が自党に有利な案しか出さないことが一番の問題と思います。民意を正確に反映させる制度ではなく、自党に有利なことしか考えない。そもそも、利害関係にある議員の議論に任せてよいのかという疑問があります。私は、全国一区比例代表制を主張しています。

 極め付けは、この投書です。駐車違反をした場合、車の「使用者」(運転者ではなく)として違反金を納めれば点数が付かない!というのです。こんな、阿保というデタラメな制度を誰が作ったのかと思います。この制度を作った人にこの投書に対しての釈明を聞いてみたいものです、というか阿保面を見てみたいです。

 点数制度は、懲罰的意味合いがあることは明らかです。その懲罰をいとも簡単に逃れることができるという抜け穴があるような制度は、欠陥と言わざるを得ません。

 


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