お宝トマト(倉橋島)
2011年5月5日(木)
妻が、妻の叔父に食べさせたいということで、お宝トマトを求めて、倉橋島へ。
このトマトは甘いんです。高知県産のトマトで、フルーツのように甘い奴がありますが、その味に似ています。
妻は叔父から貰ってこのトマトを知ったのですが、叔父が体力的に求めに行くことが出来なくなったため、私が駆り出されることになったのです。
味ですが、期待したほど甘くなく、少し水っぽい感じでした。
6月に収穫になるという、小ぶりの奴に期待が膨らみます。
・2011年4月29日、広島県呉市倉橋町鹿老渡。
本土から倉橋島へは音戸大橋が架かっていますが、数日前第二音戸大橋の橋桁が架かったばかりです。奥が第二音戸大橋。橋桁がかかっても完成には2年近くかかるといいます。集中的に工事した方が安くて済むと思いますが、工事をしている人にとっては、長い方が良いのでしょう。(日本型公共事業)
これには、感激しました。
両橋が重なり合って見えるスポットがあるのですが、形が全くと言っていいほど同じで縮尺したように見えます。力学的にこの形が良いのでしょう。
手前の小さいのが音戸大橋で、大きいのが第二音戸大橋です。大きさがあまり変わらないように見えますが、第二の方が遠いので、見かけ上小さく見えています。
音戸大橋が架かる音戸の瀬戸は、平清盛が開削したことで有名です。非常に狭いので、船長泣かせでしょう。
今でも、日本一短いという渡しがあります。
橋を渡ったところに物産館があるのですが、なまこのストラップが置いてありました。
なまこを乾燥させて作ったものと言いますが、なまこは食べるものです。
倉橋島の酒で、華鳩と音戸の瀬戸が載っているポスターを見つけました。華鳩は知っていたのですが、音戸の瀬戸は知らなかったので、教えてもらい、早速行ってみることに・・。
途中、食堂「楽苑」に入りました。
焼きそば680円也を注文。これがソースのかけ過ぎで、塩辛いのなんのって・・。
塩分の取り過ぎに注意するように主治医に言われていますので、水を二杯飲んで稀釈することに。
ところで、福島原発の汚染水を放出した時、海水で希釈されるので放射能の影響は心配ない、といった趣旨の説明がありましたが、本当でしょうか。
放射性物質はいくら稀釈したからといって、無くなるものではないのですから、魚が食べて、それを人間が食べれば、体内被曝の恐れがあるではないですか。
距離にして約50㎞。やっとお目当てのお宝トマトの生産者のもとに着きました。
右の方の一箱28個入って1700円也ですから、一個当たり約60円。安いです。
この小さい方が美味しいのだそうですが、既に売約済みでした。
もっと小さいのもあるのですが、それはこれからの収穫で、6月頃になるそうです。
直ぐ近くにこんな綺麗な海が広がっています。トマトには潮風が良いのでしょうか。
帰り道、旧倉橋町立の物産館でのトマト。ブランドは「フルーツトマト」となっていますが、これ一個約220円なんです。
まぁ、拘りのポスターまで作ってますけど・・。
一個220円のトマトは買うことができません。
これは、5月1日に福屋百貨店で売っていたお宝トマトです。一個120円ですから、私達が産地で求めたものの2倍です。遠くまで買いにいった「甲斐」がありました。
お宝トマトは、 天然温泉桂浜温泉館( 〒737-1377 広島県呉市倉橋町431 TEL 0823-53-2575)の売店で売っていると思います。
みきさんのお住まいが何処か知りませんが、広島であれば、スーパーでも置いてあるところはあると思います。
そういえば、トマトの季節になってきましたね。