団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

廃棄食品問題 問われる日本の「食」

2016-01-26 08:23:36 | 食べること

廃棄食品問題 問われる日本の「食」

2016年1月26日(火)

 カレーチェーン「CoCo一番屋」(余談ですが、私の愛用店です。)から廃棄された冷凍カツを不正に横流し、販売していたという問題で、私しゃ、びっくりすることを知りました。

 何時の時代でも、悪いことをする輩はいますので、この「横流しで販売していた」という程度のことでは68歳超の人間は驚きません。これまで、それ以上に驚くことは忘れる程沢山ありましたから。(「忘れる」と言いながら「沢山ある」というのは、矛盾しています。甘利大臣が、「覚えていない」のに、「不正はしていない」というのに似ています。不正をしたことを覚えていないということはあるでしょ!)

 私が驚いたのは、「三分の一ルール」です。製造から賞味期限までの三分の一を過ぎた商品は小売店へ納品できず、小売店は三分の二を経過した時点で店頭から下げる商習慣ということです。これって、いわゆる「バチ当たり」ということですね。

 私の提案ですが、このような商品の市場を造ったら如何かと思います。(決して、イカガワシイとは思いませんですよ。)上記「三分の一ルール」の商品を格安でスーパーの店頭に置けば、私しゃ飛ぶように売れると思います。少なくとも、私しゃまとめて二袋くらい買いたいですね。鮮魚なんか、当日が賞味期限という商品でも、冷凍しておけば、当分の間大丈夫です。まだ、食べることのできる食品を廃棄するなんて、私しゃ考えも及びませんです。驚愕と言わざるを得ません。

 朝日の社説によると、このような「ルール」もあり、国内で出る食品の産廃は年間250万トンに及ぶということです。250万トンって、生活実感としてトンと分かりません。マスコミは、(マスゴミと言われないように)分かり易く解説する必要がありますよ。日本の人口を約1億2,500万人と仮定して、250万トンを一人当たりにすると、20㎏ということになります。米で20㎏というと、多分私が年間の食す程度になると思います。ある程度生活実感として分かったかなと思いますが、私が一番知りたいのは、次です。

 食品会社は当然廃棄する分のコストを他の商品に転嫁します。そのことによって、消費者は廃棄しない場合に較べて多額の食材費を負担することになります。その額(試算で結構ですので)を知りた~い!

 

 ダイコーとみのりフーズは、つるんでいるようですね。悪事って、沢山の人が関係するとその累乗倍になるようです。

 金目(国民一人当たり、どれだけ損失しているか)に換算して、この問題点を解説していれば、私しゃ絶賛します。

 

 


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