団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

意志決定プロセス

2019-01-17 18:00:11 | 社会

意志決定プロセス

2019年1月17日(木)

 JOCの竹田会長の記者会見を見て、久しぶりに嗤っちゃいました。安倍首相の「デンデン」以来かと思います。

https://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/6eebb868bb45d0c3794046a4b53cb582

 

 16日の朝日新聞です。

 贈賄疑惑を晴らすためには、お金の流れを説明しなければなりません。コンサル料として支払った2.2億円のお金がいったいどこに消えたのでしょう?ということです。コンサル会社はブラックな国際陸連盟前会長のラミン・ディアク氏との繋がりがあると言われています。ディアク氏側に流れていたとしたら、限りなくブラックということになります。

 「いかなる意志決定プロセスにも関与しておりません」と宣われています。竹田会長は決裁印を押印したと言っています。これが、「意志決定」というものです。本当にこの方がこのことを知らないのであれば、会長としての資格はないでしょう。

 まぁ、恐らく多分、コンサル会社との交渉は担当者がやったことなので、自分は知らないということを言いたいのかも知れませんが、トップに立つ人間は、相手側との交渉の逐一を知らなくても、意志決定(決裁)をしたら、責任が生じるのです。これ本当に知らないのであれば、即刻辞任された方が良いでしょう。

 

 もっとも、一番疑問に感じるのは、招致のための多数派工作をコンサル会社に委託するという構造です。IOCは分かっていると思いますが、多数派工作には賄賂性がどうしても生じます。私はIOCは本当に不正を根絶する意志はないのではないかと思います。コンサル会社を排除して、立候補都市がIOC委員の前で一斉にプレゼンして、それで投票するようにすれば、いいだけの話です。

 

 まぁ、言ってみれば、竹田会長は、不正を生じさせるような構造の中での犠牲者かも知れません。明治天皇の孫が贈賄などという不正を働いたということになれば、日本会議などから国賊者として扱われることになりかねませんぞ。そうなれば、私は竹田氏を擁護いたします。竹田氏もただの人間ですと。

 

 ついでに思い出しましたが、竹田氏のご子息、つまり明治天皇の玄孫がTVに頻繁に出没しておりますです。この方、随分とお行儀が悪いです。あの口の利き方って、ただの人としても、品がないというか率直に言えば下品です。

 

 新聞記者さんには、ぜひお願いしたいのですが、関係書類一式を全て開示するよう求めていただきたいです。今頃、改ざんしておりますです、という可能性をどうしても考えてしまいます。何故って? そりゃ安倍政権だからです。


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