NEW YEAR CONCERT 2022
2022年01月09日(日)
土曜マチネーに行って参りました。
もみじ銀行主催の「NEW YEAR CONCERT 2022」です。
オミクロン株爆発の状況でありましたので、主催者にtellし開催を確認しました。
この演奏会にはどうしても行ってみたい事情があったのです。
それは、2011年に同じ組合せでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いたのですが、あまり良い印象がなかったからです。敬愛するベートーヴェンさんに対して失礼ではないかと、私自身のリベンジの気持ちがありました。
広島交響楽団第309回定期演奏会 - 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、中期の傑作の森の中で、作品61ということは、交響曲3番と5番の間ということになります。ベートーヴェンは作曲家としては既に大成した訳ではありますが、その自信に溢れた鷹揚たる曲と受け止めました。誰にも文句は言わせないぞっといった感じであります。
徳永の弾き振りという二役。
それは良いのですが、私の耳が間違っていなかったら、不調でありました。音が裏返るのです。「裏返る」って説明が難しいのですが、只単に音程が違うということだけではなく、・・・。「・・・」は説明が難しいんです。こりゃ、驚愕しましたですよ。徳永ともあろう方がですよ。ただ、後半には持ち直し、アンコールでは素人でも分る超難関な曲を易々弾いていましたので、あれ何だったのかと思いましたです。ストラディヴァリが不機嫌だったのかも。(笑)
金子三勇士は、これまで二度演奏会を聴きました。両方とも印象に残っています。
金子三勇士ピアノ・リサイタル - 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
2015年11月4日のブログ記事一覧- 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、もう私には陳腐すぎて食傷気味であります。金子ならリストを弾いて欲しかったです。
圧倒的なダイナミズムでした。これだけの音量を出せるピアニストって日本に他に誰かいますでしょうか?後ピアノの調律が大変と思います。(笑)
後私の人生の調律の為には、死ぬまでにもう一度ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いてみたいです。諏訪内晶子で!
2018年11月18日のブログ記事一覧- 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
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