団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

運転免許証返納

2019-06-12 11:34:25 | 社会

運転免許証返納

2019年6月12日(水)

 高齢者の自動車事故が続いていて、「運転免許証の返納」が盛んに吹聴されています。根本的な問題解決にはなりません。数が圧倒的に少ないので。

 そもそも、法的な制度にもないことを求めるなんてナンセンスと思います。なぜ「ナンセンス」かというと、自動車免許、つまりは、運転技能があるか否かを更新の時にチェックすれば良いだけです。「だけです」というか、しなければならないと思います。

 

 現在の、免許更新は、視力検査程度で、運転技能は全くチェックされません。ペーパードライバーなる言葉ができる所以であります。

 

 何年サイクルで行えば良いか?私には分かりませんが、免許を取得した時と同じ試験をすれば良いでしょう。これ、話題がちとそれますが、少子化で景気の良くない教習所を活性化することになり、雇用の増も期待できます。

 

 数日前、自動車教習所へ出かけました。高齢者講習の日程を変えてもらうためです。スタッフに、教習所はビジネスチャンスが広がりましたね、と向けると、国が単価を低く抑えて儲からないのだと言います。いやー、国が最大のブラックかと思いましたです。民業を圧迫してはいけませんですぞ。

 この福岡の事故は衝撃的でした。専門家によると120㎞程度で突っ込んだということです。自動ブレーキ付きの車だと防げたのではないかと思います。限定免許制度を設けるべきと思います。

 

 調査の方法が分かりませんが、「一定年齢になったら免許は返納すべき」39%であります。これ、暴論であります。年齢で一律に線引きをするというのは、人権問題になります。こういった考えの延長に、高齢者は金がかかるので、早く死んでもらった方が良いという考えに行きつく可能性があります。

 繰り返しになりますが、年齢で線引きするというのは、合理的理由がありませんし、恥ずべき考えです。

 

 高齢者になるほと「自分の運転に自信がある」とは、過剰な自信であります。というか、客観的評価が自身でできるの?と思います。

 ただ、解釈次第では、思い当たる節もあります。私事でありますが、運転技能は若い時に較べて間違いなく衰えています。具体的には、バックが下手になったと思います。一方、運転は慎重になりました。スピードを過度に出すこともしません。つまり、運転技能は下手にはなったが、慎重になったので、totalとしては「自信がある」と思っている人が一定程度あるのかなと思います。

 

 

 

 

 

 


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