団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

無為の日々、何も望まぬ

2016-02-08 18:22:27 | 高齢問題

無為の日々、何も望まぬ

2016年2月8日(月)

 次は、1986年1月10日の朝日新聞に載った記事です。

 

 65歳の方が人生の諦観を語っておられます。私は当時38歳でしたが、深く感じ入るところがありました。68歳になった今読み返してみると、より現実的な視点で見てしまいます。この方は、「銀行からの年金と厚生年金で月に約40万円となる。」と書いておられます。生活には困っておられない様子です。「退屈もせず、ウツにもならず・・・。」と心境を語っておられます。

 これって、生活に余裕があり、困っていなからこそ呟くことができる台詞ではないかと、今気づきました。

 28年前は、この方のようになりたくないなと思っていたものですが、同じようなことをつぶやきたいと思うこの頃でありまする。


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