水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

七夕

2008年07月08日 | 日々のあれこれ
 七夕サミット言えばロンドンのテロである。そんな日にあちこちで一斉に消灯しようなどというのは、あちらの方の思うつぼだと思ったが、そんなことは映画や小説でしかおこらないと偉い人たちは考えたのだろうか、などとテロを警戒しつつ(といってもただ普通にふつうに副都心線に乗った)新宿へ向かった。
 宅間孝行ひきいる「東京セレソンデラックス」の「夕」という芝居を観た。「笑って笑って最後にホロッとくるような熱い芝居」を目指すとホームページに載っていたが、「笑って笑ってホロ」ではなく、「笑って笑ってせつなくて号泣」させられた。こんな脚本が書けたら、定演は芝居メインでいきたくなると思う。プロはすごい。
 主人公の二人が劇中で七夕伝説を語るシーンがあるが、七夕の夜にそれにちなんだ芝居を観るなんて、なかなかおしゃれで、こういうのを誰かとの初デートにつかえたらポイント高いんじゃないかな(関係ないけど)。
 牧場経営を目指す青年と、それをそばで見守り恋心を抱きながら思いをかなえられずに終わるヒロインは、服飾の仕事をしている。
 なるほど牽牛と織女なのか。ちなんだというより、根本が七夕だったのかと、帰ってからパンフを読んではじめて気がつくおれって … 。
コメント
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