2学年だより「一年後の今日」
新年おめでとうございます!
来年の今日という日を、皆さんはどのように迎えているだろうか。
2021年1月8日金曜日。大学入学共通テストまで残り一週間となった「今日」を。
冬休みのセンター講習で5セットの模擬問題を解き終わり、その復習も終わった。
3年になってから受けてきた河合塾などの模試、共通テストプレもほぼ完全にものにできた。
少なくとも同じ問題が出たなら、ほぼ満点をとれる自信がある。
私立大学の出願準備も終わり、あとはセンターの結果によって、いくつかの出願パターンに従って出願すればいい状態だ。
マーク式対策はほぼ順調にすすみ、二次の記述を見据えての勉強も平行して進められている。
冬休みの間、規則正しい生活を送ることができ、体調は大丈夫そうだ。
毎日のルーティンが決まっていて、睡眠も足りている。ごはんもおいしい。
共通テスト当日に持って行く荷物は、一揃い完成している。
私大の試験では、その荷物をマイナーチェンジするだけだ。
どのバッグに、何をつめて、どんな食料をもって出かけるのがベストかは、夏休みから学校外での模試を受けに行くたびに試してきた。
ハプニングにも対応できる気がするし、予想外のことがおこってもおそらくそうは慌てないメンタルもつくれている。
目標どおりの結果を手にすることができるという確信を持っている。
気持ちはほどよく高揚し、同時に自分を冷静に見つめるもう一人の自分もいる。
何かの間違いで、実は明日が本番だと言われても、大丈夫だ……。
体育館に集まってくる顔を見ると、ほどよい緊張感と、積み重ねた努力に支えられた自信とがあわさった笑顔で、クラスメイトたちと談笑している。
始業式がはじまる。学校長、進路指導部長、生徒指導部長の話。
その後3年生だけ体育館に残り、「今までやってきたことを信じて、まずは共通テストに全力をつくそう」と学年全体で確認しあう。
思えば、部活との両立に悩んだり、思うように成績が上がらず苦しんだりしたこともあったが、それを乗り越えられたのは、同じ学年の仲間がいたからだ。
自分一人では、放課後や休日に教室で勉強し続けることはできなかった。
そんなに話はしなくても、仲良くなくても、同じ空間で勉強する姿に支えられてきた。
「あいつがいつもやっていたから、そのおかげでがんばれたのかもしれない」
「受験は団体戦」という言葉が、なるほど本当だったと今は思える……。
「この子たちは、大丈夫だ」と思える一回り大きくなった姿が、目にうかんでくる。
新年おめでとうございます!
来年の今日という日を、皆さんはどのように迎えているだろうか。
2021年1月8日金曜日。大学入学共通テストまで残り一週間となった「今日」を。
冬休みのセンター講習で5セットの模擬問題を解き終わり、その復習も終わった。
3年になってから受けてきた河合塾などの模試、共通テストプレもほぼ完全にものにできた。
少なくとも同じ問題が出たなら、ほぼ満点をとれる自信がある。
私立大学の出願準備も終わり、あとはセンターの結果によって、いくつかの出願パターンに従って出願すればいい状態だ。
マーク式対策はほぼ順調にすすみ、二次の記述を見据えての勉強も平行して進められている。
冬休みの間、規則正しい生活を送ることができ、体調は大丈夫そうだ。
毎日のルーティンが決まっていて、睡眠も足りている。ごはんもおいしい。
共通テスト当日に持って行く荷物は、一揃い完成している。
私大の試験では、その荷物をマイナーチェンジするだけだ。
どのバッグに、何をつめて、どんな食料をもって出かけるのがベストかは、夏休みから学校外での模試を受けに行くたびに試してきた。
ハプニングにも対応できる気がするし、予想外のことがおこってもおそらくそうは慌てないメンタルもつくれている。
目標どおりの結果を手にすることができるという確信を持っている。
気持ちはほどよく高揚し、同時に自分を冷静に見つめるもう一人の自分もいる。
何かの間違いで、実は明日が本番だと言われても、大丈夫だ……。
体育館に集まってくる顔を見ると、ほどよい緊張感と、積み重ねた努力に支えられた自信とがあわさった笑顔で、クラスメイトたちと談笑している。
始業式がはじまる。学校長、進路指導部長、生徒指導部長の話。
その後3年生だけ体育館に残り、「今までやってきたことを信じて、まずは共通テストに全力をつくそう」と学年全体で確認しあう。
思えば、部活との両立に悩んだり、思うように成績が上がらず苦しんだりしたこともあったが、それを乗り越えられたのは、同じ学年の仲間がいたからだ。
自分一人では、放課後や休日に教室で勉強し続けることはできなかった。
そんなに話はしなくても、仲良くなくても、同じ空間で勉強する姿に支えられてきた。
「あいつがいつもやっていたから、そのおかげでがんばれたのかもしれない」
「受験は団体戦」という言葉が、なるほど本当だったと今は思える……。
「この子たちは、大丈夫だ」と思える一回り大きくなった姿が、目にうかんでくる。