折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ ~ 朝のみずみずしさ ~

2009年07月27日 22時19分28秒 | 大暑
                  □ パット・オースチン
             (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

◇ 久しぶりに、夏の朝のやわらかな日差しを浴びることになりました。
  バラは装いを浴衣に変えてか、涼しい顔をして咲いているみたいです。
  昨日までの雨に泣き顔にも見えた表情が、元の笑顔に戻って良かったです。
  せっかくここまで待ったのに…バラもその「かい」があったのでしょう。

     
               □ ワイルド・エドリック 
          (Wild Edric S 2005 D.Austin England) 

◇ 文章の美しいこと 「美学」「純粋」「あとを濁さない」~作家の姿勢の現れ~
  最近の朝日新聞の「天声人語」その文章も内容も「これは凄い!」驚嘆です。
  プロの文章には、身も心も揺り動かす何かがあります、あって当然ですが…。
  そんな文章にお目にかからなくなっていただけに、夏バテ気味の身には朗報。

     ドクダミは名前の響きで損をしている。(中略)
     あの小さな白十字の花は意外にファンが多いようである。

     思えば「雑草」とひとくくりにされる草の花には、
     素朴で可憐なものが結構ある。
     そして「雑草という草はない」と言われるように、
     どの一本も名前を持つ。(中略)

     つかの間に夏草胸を没しけり     横光利一

     繁茂することのみに徹し、伸び放題に丈をなした様がまぶたに浮かぶ。
     人が手塩にかけた花は美しい。されど夏。
     勝手に青い草々もまた、自然の生命力に満ちあふれた、
     美しい光景であるのに違いない。
                  (朝日新聞「天声人語」2009年7月25日付より)

 
     ◇◇◇ 来シーズンに向けて バラの配置構想メモ ◇◇◇
              リビング横(東側≒半日陰)
             レッド&ローズ・ピンク主体の庭

     
    ザ・ダーク・レディ      レディ・オブ・メギンチ      L.D.ブレスウェイト 

                        
                        クウィーン・オブ・スウェーデン  

                     
                     ノック・アウト       コントゥ・ドゥ・シャンボール 

                   
     ハーロウ・カー                        ワイルド・エドリック


コメント (8)
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