折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ ~ この夏の暑さに ~

2009年07月17日 20時16分07秒 | 小暑
       □ ペネロペ (Penelopé HMsk 1924 Pemberton England)
                                 2009年7月16日

◇ 連日の猛暑、日曜日の庭仕事がこたえたのか、今週は体調が下降気味です。
  年のせいに違いないのですが、どうもバテ気味で疲れが張り付いています。
  しばらくはバラの養生だけに…それも専念できないかもしれません。
  いつも見て下さって感謝していますが、ブログは休養したいと思います。
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バラ ~ 夏ノ暑サニモマケヌ ~

2009年07月16日 21時20分16秒 | 小暑
             □ クラウン・プリンセス・マルガリータ
        (Crown Princess Margarela S 1999 D.Austin England) 
           真夏のある日の朝、バラの花びらが透き通る朝。

◇ 昨日は午前11時で34度、午後2時には24度に降下、最高気温35.5度猛暑日。
  寒冷前線の南下で、午後1時からはドシャ降りの雨でした。
  金曜日が雨予報で例の「梅雨明けしたと見られる」宣言はまだのようです。
  でももうそんなこと、どうでも良いです、今日16日も猛暑。。。

      
              □  アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

      
       □ 上は昨日(2009年7月15日)、これが今日です。
            ここから、少し引いて撮ると…。

     
                □ ティー・クリッパー
         (Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
          こう暑いと、明日の開花かもしれません。

◇ 寝苦しかったからか、夕べは随分夢を見た気がします。
  こともあろうに、せっかくの夢、ほとんど憶えていません。
  朝起きたら、昨日の朝とは彩りを変化させた庭の一角がありました。
  一瞬、夏であることを忘れそうでした。

     
                □ ザ・ダーク・レディ
         (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

     
              □ 少し遅れて来た二番花。

     
            □ 一日で「ふわふわ」になります。

     
       □ 明日は手前の花に、その彩りが引き継がれます。

◇ 暑いあついと天を仰いだら、なおさら暑いようです。
  逆にこれしきで、しょげてしまったら、炎天下のバラに後ろめたくて…。
  今年の夏、品種は限られていますが、地植えのバラの変身。
  心ひそかな期待を超えたところの「勢い」すら感じます。

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre S 1997 Guillot France)
          シックなラベンダー・ピンクのスプレー咲き。
            この春からの生長が著しい株です。

◇ これまでひたすら、株の生長を第一義に育てさせてもらいました。
  それが、植えてから3~4年目のバラ達。
  「アリとキリギリス」のアリに徹して「お楽しみを後に残す」
  自分らしい楽しみ方ですが、それなりの感動もあるようです。

      
            □  ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

     
            □ 紫陽花が終わっても薔薇の咲く庭
              他には、クレマチスが咲いてるくらいです。

     
     □ クレマチス・パテンス系「ミセス・スペンサー・キャッスル」

    ~ 慾ハナク決シテ瞋ラズイツモシヅカニワラツテヰル ~
                (宮沢賢治 雨ニモマケズ 1931)

  
             
         □ ヘルベルト・フォン・カラヤン (1908-89)
           今日、7月16日は没後20年になります。
           チャイコフスキーの交響曲DVDが届いてました。

     
             □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
     (Comte de Chambord P 1860 Moreau & Robert France)
           毎年決まって、7月に三番花をつけます。
           私のオールド・ローズの原点のバラです。
 
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バラ ~ 予感的中 ~

2009年07月14日 21時28分45秒 | 小暑
              □ ジュビリー・セレブレーション
          (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

◇ 昨夕水遣りをしながら、予感めいたものがありました。
  夜、寝る前にも、バラの夢を見るのではないかという心地がしたものです。
  朝、思い描いたバラとおりが、そのとおりに私の前に咲いていました。
  今日「フランス革命記念日」Fête nationale (14 juillet) 私には「薔薇祭り」

     
           □ 昨日はまだ蕾だったところです。

     
             □ 私が言うのもなんですが、
               少しは絵になりそうな感じ。

◇ ただ、梅雨明け間近で連日の猛暑、さすがにうんざりします。
  職場でつとめて明るく振舞うにも、限界があります。
  体調も気持ちも、入れ替えるのに数日かかるみたいです。
  昨日までのバラの蕾が無事開花、ホッとしてしばし見とれるひとときでした。

     
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
           夏は日替わりで花の姿が変わります。

     
              □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
               開花、昨日は蕾でした。

      
             □ レオナルド・ダ・ヴィンチ
        (Léonardo de Vinci F 1993 Meilland France)
               やや傷みは見られますが、
               ずっと咲き続けています。

      
                □ ジャック・カルティエ
        (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France) 
                一番花から約一ケ月以上、
                 二番花も香り高い花。  
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バラ、たまにはせっせと庭仕事と思ったものの

2009年07月12日 15時39分33秒 | 小暑
                  □ ミッシェル・ブラス
            (Michel Bras F 2002 Delbard France)

     
       □ 雨にたたられて、これまで満足に咲きませんでした。
           ここにきて、ようやく花開く感があります。
          向こうの紅いバラは、L.D.ブレスウェイトです。

◇ 日差しは雲にかなり遮られているのですが、やや蒸し暑い一日。
  昼間は、どうも庭に出るものじゃない、そんな季節になりました。
  庭作業もなかなか捗らず「ボチボチ」に気持ちを切り替えて(単にサボリ)。
  夕方、液肥遣りを…バラの二番花も、そろそろお仕舞いのようです。

     
               □  スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
            雨の中でも次々と咲き続けたバラ。
              二番花もこれが最後の花。

      
              □ クイーン・オブ・スウェーデン
         (Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)
               これも二番花の最終便です。
              直立性で、背が高くなりました。

◇ 年中歌を口ずさんで(もちろん頭の中で)いるような気がします。
  今日の庭でもそうでしたが、歌の途中で曲が入れ替わることもよくあります。
  始まりは「ランナウェイ」(鈴木雅之)終わりは「今はもうだれも」(アリス)
  何度歌っても、コンピュータの計算のように結果は同じ…混線、なぜに!?

     
              □ フローランス・ドゥラートル
         (Florence Delattre S 1997 Guillot France)
          こちらは、二番花の蕾が充実してきました。
          この蒸し暑さでは、どうしても花は傷みます。

   
   (una poesia di oggi)

              ランナウェイ        1980

          ランナウェイ とても好きさ
          連れて 行ってあげるよ
          ふたりだけの 遠い世界へ
          お前を抱いて ランナウェイ

          ひとりさまよい 傷ついた
          魂のぬけがらに
          愛をともした お前も ロンリー・ガール
          ふたり激しく燃える

     
               □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)
            夏のイエロー、コロンとして…。
            二番花がもう少し続きそうです。

   
   (una poesia di oggi)

              今はもうだれも       1975

          今はもう誰も 愛したくないの
          何もかも無くした 今の僕に出来る事
          淋しさだけが じっとしている
          止めど流るる涙に
          ひとつひとつの 思い出だけが
          今はもう誰も 愛したくないの

     
          □ ルリマツリ、別の葉っぱの間から、
           ゆっくり少しずつ花が見えてきました。
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バラ、そろそろ梅雨明け間近の頃

2009年07月10日 22時56分55秒 | 小暑
                 □ ジャクリーヌ・デュ・プレ
           (Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)
       大苗一年目のこのバラ(地植え)、次から次へと咲いています。

     
       □ 「短い」腕が届きにくく、写真も撮りにくい位置。
          シーズン終了後、まっさきに植え替える予定。

◇ あっ、もう10時、あと5分でお昼ご飯、あらっ、もう午後3時、はい5時終了。
  「お先にぃ」で金曜もお仕舞い、過ぎてしまえば月曜からの一週間の短いこと。
  今週は蒸し暑さも手伝ってか、会議も多かったからか、お疲れ気味の毎日…。
  冗談は「顔」だけと思っても、疲れていると余計に軽口も叩きたくなります。

     
                □ レディ・ヒリンドン
        (Lady Hillingdon T 1910 Lowe & Showyer England)

          最初はひ弱そうに見えたオールド・ローズ。
            咲くがまま、三番花まで来ました。
            あとはゆっくり休養してもらいます。

◇ 限られた品種のバラでも、毎朝毎夕、不思議と新鮮な気持ちで接しています。
  同じ二番花の中でもその花が命を吹き込まれた日、咲く日によって違います。
  美しいバラの残像が、心の奥底に一枚ずつたたみ込まれていくようです。
  ご飯ではすぐにお腹一杯になっても、バラの記憶は数も広がりも無限大です。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

               憧れて求めた色そのもの。
              この時季に充実した蕾の多さ、
             エレガントなサーモン・ピンク色は、
                今でも夢のようです。

      
                 □ エグランタイン
        (Eglantyne 'Masako' S 1994 D.Austin England)

            蒸し暑さにも強い南風にも動じない、
              すべてを包み込むような、
               やわらかな彩りです。
 
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バラと音楽が脳を育てる。。。

2009年07月09日 23時10分05秒 | 小暑
                □ シャルロット・オースチン
           (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)
            この季節に落ち着いた空間が醸し出されます。
 
     
        □ 二番花が次々に咲く、四年目のシュラブです。  

◇ 二十四節気の小暑は、だんだんと暑くなる頃という意味なのでしょう。
  こちらでは、暦よりも先にとっくに、格段に暑くなっています。
  今日も蒸し暑い一日で、午後10時でも気象台では29℃、軽く熱帯夜です。
  亜熱帯のモンスーン、南西の強く湿った熱風にやられるがままの九州の夜。

     
     □ 庭の南東方面、3品種のイングリッシュ・ローズの二番花。
       向かって左から右へ…。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
        (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

     
                  □ ヘリテージ
           (Heritage S 1984 D.Austin England)

     
                □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
             大苗1年目とは信じられないくらい、
              やわらかく、繰り返し咲きます。

◇ 今週はなぜか忙しくて、あたふたと木曜日まで来ました。
  今日は暑さにもやられているのか、疲れもピークだった感じがします。
  こんなとき職場でムスッとしていては、暑苦しい「塊り」にしか過ぎません。
  つとめて明るく、口数も少し多めに、日中は振舞いました。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
       一番花より小振りでも、濃いピンクは色褪せません。

◇ 午後の仕事始まり、ホワイトボードに行き先と帰りの時刻を書いて、曰く

    「マリんとこへ行って来るわ」(私)
    「えっ!?」            (営業部員)
    「五番街のマリーへ」
    「………」

  職場の一角で、みんなすわったままコケてました(反応しなくていいのに)。

     
                 □ ノック・アウト
           (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          この2か月間、花の絶えない素晴らしいバラ。

◇ 朝のバラに心を奪われ、安らぎを与えられ、穏やかな気持ちで出勤できます。
  飽きっぽい私が、どういうわけか、バラには波長がとても合うようです。
  琴線に触れるとでもいうのでしょうか、音楽好きに通じるものがあるのかも…。
  そんな私に、注文した一冊の本が届いていました。

     
            □ ウィリアム・シェイクスピア2000
      (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
        三番花、この時季に花持ちの良さ、奇跡的です。 

             
              □ もうすぐ読み始める本です。



  
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暑中お見舞い申し上げます。

2009年07月07日 22時39分34秒 | 小暑

         □ 星の花、花の星(花の名前がよくわからないだけ…)

◇ ささの葉 さらさら のきばに ゆれる
  お星さま きらきら 金銀 砂子

  
          クレア・オースチン Claire Austin   

        
               ドミニク・ロワゾー Dominique Loiseau 

              
                       エグランタイン Eglantyne 

◇ 五しきの たんざく 私が 書いた
  お星さま きらきら 空から 見てる
          
          (たなばたさま 権藤 花代・林 柳波 下総 皖一 1941年) 

     
        □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite) 赤い星

◇ 本来旧暦の七月七日を七夕と呼んだのが、明治になって新暦に移行しました。
  私の故郷でも一月遅れの八月七日が七夕、月遅れのお盆と同じです。
  梅雨末期の湿気の多い熱帯夜ですから、星空を楽しむにはむずかしい時季。
  九州では日の入り時刻が午後7時を軽く過ぎていて、暗くなるにも時間が…。

     
                 □ エグランタイン
        (Eglantyne 'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
                   その向こう…。

     
                □ スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair/S/2004/D.Austin/England)
          お気に入りの半八重のバラ、しべの黄色。

     
             □ 開花したばかりの姿でしょう。
          原種系のつるバラのシュートが横切ってます。

◇ 今日は二十四節気の「小暑」暑くなるということ、十分わかってますが…。
  これから「大暑」を経て、約一カ月先の「立秋」の前日までが「暑中」
  「たなばたさま」の一番(↑)、牽牛星、天の川、織女星に見立ててみました。 
  無理を承知で、主観的に、遊び心、私の「ゆとり」ってそれくらいなものです。

     
                 □ チャイコフスキー
          (Tchaikovski/S/2000/Meilland/France)
                 傷みながらも二番花。

     
             □  クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)

     
                  □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)

      
                 □ エグランタイン
        (Eglantyne 'Masako'/S/1994/D.Austin/England)

     
                □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England) 

     
               □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)

     
               □  レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England)

               朝に輝き、夕べには穏やかに。
        この一瞬を彩るかのような、バラの二番花たちです。

        暑さ厳しき折から 
             皆様のご健康とご自愛をお祈りいたします。
 

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バラ ~ 蝉の初鳴き、三番花 ~

2009年07月06日 22時55分01秒 | 夏至
              □ ウィリアム・シェイクスピア2000
       (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)

◇ 梅雨の合間の晴れ、暑い中でも湿度が低い分、少しは過ごしやすい日でした。
  会社(工場)の桜並木でアブラゼミが鳴いていました、この夏の初鳴きです。
  ジージージージー、暑苦しいというか「私はそんなに"じいさま"ではないぞ」
  次は秋風の訪れを告げる、ツクツクボウシの初鳴きを待つことになります。

     
       □ 逆光になりますが、カメラならではの光の揺らぎ。
         手前のスプレー咲きは 「ドミニク・ロワゾー」
         その向こうのオレンジ色「パット・オースチン」
         向かって右、クリーム色「グラミス・キャッスル」
         明け方の雨のしずくが反射して、眩しいのです。

     
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
           こちらは、二番花もほぼ咲ききったようです。

◇ こう暑くてはバラの傷みが早く、雨が降っても同様にバラは傷みます。
  晴れた日は、傷みの少ない開花直後、朝の撮影にしようと思います。
  バラの花は、特に朝日に映えるような気がしますが、思い入れでしょうか。
  玄関の赤紫のバラの花を見つけて、三番花であることに気がつきました。

     
          □ ウィリアム・シェイクスピア2000
            二番花のあとに剪定した箇所です。
            向かって右にシュートが伸びてます。

     
         □ ここは一番花のあと、剪定した箇所です。
           これも向かって右にシュートが伸びてます。
 
      
               □ アブラハム・ダービー
         (Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
            朝日とお友達のような、笑顔のバラ。 

◇ 良いこともあれば、そうでないことの方が多いような毎日です。
  会社勤めであろうとなかろうと、生きていくというのはそういうものです。
  でも今日は心に沁みるような良いことが、少なくとも二つはありました。
  「良かった探し」前を向いてさえいれば、必ず見つかるものなのです。

     
               □ レディ・エマ・ハミルトン
       (Lady Emma Hamilton/S/2006/D.Austin/England)
             この時季は一日で開花が進みます。

     
      □ 明け方の雨に打たれた様子が、葉っぱでわかります。

     
               □ クレア・オースチン
          (Clair Austin/S/2007/D.Austin/England)
           昨日の午前中からは、開花が進んでいます。

     
        □ 少しずつ、あくまでゆっくりと開花するようです。 

◇ 庭のバラの花も二番花が佳境…少し過ぎたかもしれません。
  蕾からの開花は早く、大きさも小振りの分だけ、花の想いが濃縮されてます。
  この間ボサッと見ていたようでも、しっかり来シーズンの配置を考えました。
  あとはバラに寄り添う宿根草…どなたか、バラに似合いの花を教えて下さい。

     
                   □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
                 ずいぶん生長しました。

     
         □ もっとも「ヘリテージ」らしい佇まいです。

     
                □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England)
             二番花がずっと咲き続けています。 

      
        □ やわらかな朝の陽ざしを「味方」につけています。 

     
                □ スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair/S/2004/D.Austin/England)
               「朝日に映える」と言えば、
             このバラも忘れてはなりません。
 
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バラ ~ 二番花の広がり ~

2009年07月05日 17時59分16秒 | 夏至
                   □ クレア・オースチン
             (Clair Austin/S/2007/D.Austin/England)
              淡いレモン・イエローの二番花、開花直前。
               うっとうしい季節に余計に映えます。
              左側の蕾二つは、シャルロット・オースチン。

◇ 細かい雨が降り続いていて、庭に出ても濡れるばかりで何にもできません。
  ただバラにはバイオポストの液肥の方を、あとで少々遣るつもりです。
  昨日花殻を摘んだので、庭がちょっとはすっきりしました。
  高温多湿のこの時季、二番花の大きさは一番花のほぼ3分の2程度です。

     
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England)
              大苗初年度の二番花の広がり。 
             二番花の蕾が多くて、生育状態良好。

     
               □ コロンとしたカップ咲き。
              花びらの数も少なく、一回り小さく。

     
               □ レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton/S/2006/D.Austin/England)
              こちらは花殻を摘んだ後の広がり。
             ポツリポツリと印象的な赤い蕾です。

     
        □ 姿かたち大きさ、一番花とそん色ありません。

     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
           一番花と比べて、大きさが3分の2です。

     
           □ クラウン・プリンセス・マルガリータ
      (Crown Princess Margareta/S/1999/D.Austin/England)

     
      □ ヘリテージ(Heritage/S/1984/D.Austin/England)
        大きさは一番花の3分の2、しべの黄色が際立ちます。

     
       □ デジカメの性能の限界で分かりづらいでしょうが、
         クレア、シャルロット、ヘリテージ辺りの広がりです。

◇ あの蕾が何倍もの大きさで開くのですから、バラのエネルギーたるや。
  根を張り、枝を伸ばし、葉を茂らせ、子孫を残すための花まで咲かせます。
  花は本来の役目を果たさないよう人為的に仕組まれても、DNAがそうさせます。
  バラは確かに美しい、人が感嘆するのをはたして知っているのでしょうか。

     
                □ メアリー・ローズ
          (Mary Rose/S/1983/D.Austin/England)

     
                 □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)
         これは中輪そのもの、大きめの鉢に植えてます。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
        (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
       4年目のお付き合い、いつもため息まじりで見ています。

     
              □ スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair/S/2004/D.Austin/England)
              毎日日替わりで咲きます。
          つまりこの国の暑さが苦手なんでしょう。

     
                 □ エグランタイン
           (Eglantyne/S/1994/D.Austin/England)

     
             □ エグランタイン辺りの広がり。
             二番花の充実した蕾が目立ちます。 
          イングリッシュ・ローズは、美しくてしかも強い。
          いつまでも楽しめるのは、強靭さがあってこそ。
           少々高価なバラでも、これなら納得です。

    
 

  
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バラ ~ この季節の花、華 ~

2009年07月04日 21時59分05秒 | 夏至
                  □ スカボロ・フェア
          (Scarborough Fair/S/2004/D.Austin/England)
                 二番花は一番花よりも、
              ますます花びらの色が淡いのです。

◇ 土曜日、朝から日が射しました。
  ようやくゆったりとした気分で、バラを眺めることができました。
  植物に対しては案外あっさりしていられる私ですが、さすがにしばし落胆。
  バラが咲いたものの、あまりに傷んでる花が多いようです。

     
     □ 傷んだバラが多い中で、この半八重のバラはこれから。

     
         □ 好みでしょうが、私は半八重が大好きです。

◇ 土曜日は休みでしたが少し仕事をして、帰って来てやっと花殻を摘みました。
  いささか悔しい気分のまま、淡々と黙々と。
  バラには、雨に濡れると咲きにくくなる花があるのは経験的に知っています。
  それ以上に、雨に打ち勝って咲いた花の痛々しさは、悲しいくらいです。

     
        □ エヴリン(Evelyn/S/1991/D.Austin/England)
              一番花の3分の2の大きさです。

          春は二重に巻いた帯 三重に巻いても余る秋 ♪
                              (みだれ髪)

     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
              一番外回りが痛々しいですが、
            カップ咲きの特徴がよく表れています。 

◇ 無念、そう言うとおおげさでしょうか。
  咲く場所も気候も選べない花たち、咲こうとしたら梅雨の真っただ中。
  傷みたくて傷んだのではないのです。
  でもそんな「花」こそ、この季節の「華」ではないかなと思います。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
         「華」でしょう? こっちを向いてもらいました。

     
     (una poesia di oggi)

                 花      喜納 昌吉   1980

          川は流れて どこどこ行くの
          人も流れて どこどこ行くの
          そんな流れが 付く頃には
          花として花として 咲かせてあげたい
          泣きなさい 笑いなさい
          いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

          涙流れて どこどこ行くの
          愛も流れて どこどこ行くの
          そんな流れを このうちに
          花として花として 迎えてあげたい
          泣きなさい 笑いなさい
          いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ   

          花は花として 笑いもできる
          人は人として 涙も流す
          それが自然の 唄なのさ
          心の中に 心の中に 花を咲かそうよ
          泣きなさい 笑いなさい
          いついつまでも いついつまでも 花を掴もうよ ♪

     
          □ クレマチス・パテンス系「ハーモニー」
             (Clematis patens 'Harmony')
         忘れた頃に咲いてくれました(298円のポット苗)。

             
             □ ホスタ、玄関前に咲いてます。

     
         □ バラ(ハーロウ・カー)と寄せ植えの花。。。
             その向こうに隠れているのは…。

     
            □ 紫陽花の「大輪」ホッとします。

◇ 不思議なもので、五月の爽やかな空の下、どれもこれも美しく咲くバラ。
  私の目にも心にも当たり前過ぎて、無事に咲くものとの思い込みがあります。
  昨年も一昨年も経験したはずなのに、もうすっかり忘れてしまっています。
  二番花の季節、ほとんどが欧米生まれのバラに、日本は過酷な環境なのです。

     
      □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999/J.W.Radler/USA)

     
           □ 地植え初年度の今シーズンは、
               三番花も望めそうです。
             とにかく生育旺盛な楽しいバラ。

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
           頑張っているイングリッシュ・ローズです。
             アナベルが咲いて、季節を感じます。
 

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