今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ゲリラ豪雨って

2008年08月28日 | お天気
今日の東京は、規模の小さい雨域が、次々と通り、雨が強く降ったと思ったら、すぐ止むの繰り返し。
愛知の豊橋と北関東では記録的な強雨となった。
正直、今の10分間隔の配信では、非線形的な変化をする個々の雨雲(積乱雲)の動きや消長は予測しにくい。

そんな折り、NHKのクローズアップ現代では「ゲリラ豪雨」についての解説。
”ゲリラ豪雨”って、言いたいことはわかるけど、品がないネーミングだなぁ。
気象学では”短時間強雨”だからね。

もっとも気象庁の用語の方も必ずしもわかりやすくない。
たとえば今日栃木県に発令された「記録的短時間大雨情報」。

これは数年に一度の”記録的”な短時間の大雨が降っているということで、
大雨警報中に発令される。
大雨警報レベルで”重大な災害が起こるおそれのある”通報なので、
記録的短時間大雨情報は、さらに深刻な被害のおそれがある、危機的なものというニュアンス。
でも、そんな雰囲気がない事務的なネーミング。
語感に惑わされずに気をつけてね。
ちなみに、”強雨”は、降水強度が強い雨(短時間が多い)、”大雨”は強度はどうであれ降水量が多い雨。