今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

水圧の恐ろしさ

2008年08月06日 | 時事
兵庫県の都賀川の増水事故に驚いていたら、
東京の下水道でも痛ましい事故が起きた。
ともに短時間強雨による突然の増水(都市型の増水)による。
本当に突然で、
いつから増水するのかというタイミング予想が難しい。
ただ両方とも、現場が合流域の下流部である点で、いっそうの配慮が必要だった。

夏は川遊びでの事故がよく起きるが、
水圧の力というのは実感した方がいい。

私は、以前は”沢登り”という、まさに川を遡る形態の登山を好んでしていたので、
腰より上まで浸かって川の中を歩くことをしていた(もっとも川の上流部なので川幅は狭く、水量は多くない)。
当然、積乱雲の下では谷から撤退する。
巨岩をも流す増水した川は、とうてい人が居れる所ではないから。

ヒートアイランド効果で短時間強雨が起こりがちな都市部の
コンクリで囲まれた川は、今や山間部の川と同じく鉄砲水の危険があるようだ。