今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

岩淵水門

2008年08月30日 | 東京周辺
弟一家の沖縄旅行を見送って、
不安定な天気が続く中、目黒の菩提寺に墓参。
東急目黒線の「不動前」駅前でそばを食べ、
そのまま南北線で、北区西ヶ原まで行って、北区防災センターを見学。
さらに南北線で赤羽岩淵まで行き、荒川の”岩淵水門”を見物した(写真:大正初期に造られた歴史的建造物の赤水門を青水門より望む)。
防災士として、東京を流れる大河川の状態を見学するため。

東京と埼玉の境を流れる荒川を、電車の窓からではなく、直接間近に見たのは初めて。
多摩川には、リバーサイドウォーキングにハマった頃、よく足を運んだが(羽田~拝島間、青梅~小河内ダム間の河畔は歩いた)。

川の東京側は新河岸川(隅田川の上流名)が並行して流れているが、その岸はコンクリの衝立となっており、その外側の宅地は川より低い。
つまり川が衝立を越えて氾濫したら、あっという間に一帯は浸水する。
といっても氾濫する危険があるのは、流域が広い荒川の方。
荒川が氾濫したら、下流にある北千住は水深5mの水底になってしまうという。
東京の街を水没させないのがここの水門の役割。

といっても、いつもはおだやかな川べり。
川の真ん中を水上スキーが通り過ぎる。
空が広く、河畔は芝のような草地。
寝ころんで雲を眺めるには、丁度いい所だ(夏は暑いので、秋にでも実行したい)。

河畔から東・南の空に入道雲が見えていたが、それがどんどん接近して
赤羽に着いたとたんに、時間雨量50ミリレベルの強雨が襲ってきた。
つかぬまの晴れ間を縫っての都内散歩だった。