愛車のバッテリーが上がってしまったので、
浜名湖の旅(今月は2回目の旅!)は、鉄道を使うことに相成った。
名古屋から豊橋までは名鉄特急パノラマカーを使う。
せっかくの旅行なので、先頭の展望車の席をゲット(他の指定席と同料金)。
しかもゲットした席は最前席(展望車って最前席でないと意味半減)。
土曜なので、展望車はさぞかし子連れで騒がしいかと思ったら、
4列の最前席に座ったのは、いずれもオトナの男、
そして後ろの席もオトナの一人客がちらほらいる程度
(名古屋~豊橋間って完全に通勤路線だもんな)。
名鉄パノラマカーの展望車の最前席に座ったのは、
左(窓側)から、ホームで一人でしゃべっていた発達障害気味の男、その隣は私。
そして通路を挟んで赤いTシャツの30男、
さらに右端は作業ズボン姿のガテン系の青年。
私の左側の男は、ホームではしゃべっていたものの、
着席すると大人しく、普通と変らない(軽症なようだ)。
でもこのタイプは電車などメカに強い興味を示すことが多い。
私はといえば、旅行用キャリーバッグを持ちながらも、
ポケットがたくさんついたメッシュのベスト姿なので、
やはりオタク風の出で立ち。
赤いシャツの男は、一番まとも(無個性)に見えたが、
彼のショルダーバッグを見ると、
そこにはあちこちの鉄道車両のバッジがつけてある。
彼こそが最前列の4人のうちで最も正統な鉄オタだった。
さて、列車は地下の新名古屋駅を発ち、地上に出る。
最前列の席だと当然、
前方に視線を固定し、レール上の車窓を見入る。
いつものように読書用の本を持ってきたのだが、
この席に座って読書することほど馬鹿げた行為はない。
ところが、右端のガテン系は、携帯を取り出してメールを打ち始める。
彼が特別料金を払って展望車を選んだ意味に疑問を抱く。
さらに彼はメール打ちが終わったら、真っ先に寝てしまった。
ますます、展望車を選んだ意味が不可解となる。
見た目のオタク度とグッズの鉄オタ度では左右の男たちに負ける私だが、
列車がスピードに乗って走りだしたのを見計らって、
一発逆転のアイテムをバッグから取出した。
ハンディGPS(携帯カーナビ)である。
これの電源を入れ、やがて衛星をキャッチすると、
画面には、カーナビと同じく周囲の道路と地名、走行速度、
そしてなんと等高線までが表示される。
私は鉄オタではなく、どっちかというと地理オタクで、
自分が今居る所の標高や、周囲の地形をいつも知っていたい。
鉄オタにとっては車窓の外は主たる関心ではないようで、
右の鉄オタ男も、乗っただけで満足なのか、居眠りを始める。
たしかに、名鉄名古屋本線は(大都市の私鉄沿線は一般に)
楽しめるような風景ではない。
今沿線に見えた学校が何という学校か気になるような私は、
風景と GPS画面を見比べて忙しいのだが、
それでも単調な風景になると、GPSも表示情報が単調となり、眠くなる。
左の男も目を閉じ気味。
私はヘッドホンをしてiPodで音楽を流し、音から眠気を遮断する作戦に出る。
ガテン系以外のオタク系3人は、せっかくの最前席なのでなんとか眠るまいと努力する。
やがて終点豊橋に着き、終始無言であった最前席の4人は当然バラバラになった。
浜名湖の旅(今月は2回目の旅!)は、鉄道を使うことに相成った。
名古屋から豊橋までは名鉄特急パノラマカーを使う。
せっかくの旅行なので、先頭の展望車の席をゲット(他の指定席と同料金)。
しかもゲットした席は最前席(展望車って最前席でないと意味半減)。
土曜なので、展望車はさぞかし子連れで騒がしいかと思ったら、
4列の最前席に座ったのは、いずれもオトナの男、
そして後ろの席もオトナの一人客がちらほらいる程度
(名古屋~豊橋間って完全に通勤路線だもんな)。
名鉄パノラマカーの展望車の最前席に座ったのは、
左(窓側)から、ホームで一人でしゃべっていた発達障害気味の男、その隣は私。
そして通路を挟んで赤いTシャツの30男、
さらに右端は作業ズボン姿のガテン系の青年。
私の左側の男は、ホームではしゃべっていたものの、
着席すると大人しく、普通と変らない(軽症なようだ)。
でもこのタイプは電車などメカに強い興味を示すことが多い。
私はといえば、旅行用キャリーバッグを持ちながらも、
ポケットがたくさんついたメッシュのベスト姿なので、
やはりオタク風の出で立ち。
赤いシャツの男は、一番まとも(無個性)に見えたが、
彼のショルダーバッグを見ると、
そこにはあちこちの鉄道車両のバッジがつけてある。
彼こそが最前列の4人のうちで最も正統な鉄オタだった。
さて、列車は地下の新名古屋駅を発ち、地上に出る。
最前列の席だと当然、
前方に視線を固定し、レール上の車窓を見入る。
いつものように読書用の本を持ってきたのだが、
この席に座って読書することほど馬鹿げた行為はない。
ところが、右端のガテン系は、携帯を取り出してメールを打ち始める。
彼が特別料金を払って展望車を選んだ意味に疑問を抱く。
さらに彼はメール打ちが終わったら、真っ先に寝てしまった。
ますます、展望車を選んだ意味が不可解となる。
見た目のオタク度とグッズの鉄オタ度では左右の男たちに負ける私だが、
列車がスピードに乗って走りだしたのを見計らって、
一発逆転のアイテムをバッグから取出した。
ハンディGPS(携帯カーナビ)である。
これの電源を入れ、やがて衛星をキャッチすると、
画面には、カーナビと同じく周囲の道路と地名、走行速度、
そしてなんと等高線までが表示される。
私は鉄オタではなく、どっちかというと地理オタクで、
自分が今居る所の標高や、周囲の地形をいつも知っていたい。
鉄オタにとっては車窓の外は主たる関心ではないようで、
右の鉄オタ男も、乗っただけで満足なのか、居眠りを始める。
たしかに、名鉄名古屋本線は(大都市の私鉄沿線は一般に)
楽しめるような風景ではない。
今沿線に見えた学校が何という学校か気になるような私は、
風景と GPS画面を見比べて忙しいのだが、
それでも単調な風景になると、GPSも表示情報が単調となり、眠くなる。
左の男も目を閉じ気味。
私はヘッドホンをしてiPodで音楽を流し、音から眠気を遮断する作戦に出る。
ガテン系以外のオタク系3人は、せっかくの最前席なのでなんとか眠るまいと努力する。
やがて終点豊橋に着き、終始無言であった最前席の4人は当然バラバラになった。