引越が未完了なので、
時間さえあればそれを完了させることに費やせねばならないというプレッシャーを、
たぶん家族全員が感じながらも、引越とは無関係に進行する日常業務も
きちんととこなしていなかくてはならない。
私の場合は、夏季休業期間を利用しての論文執筆がそれである。
新居の自室の半分を書斎空間にしてあるので(残りは寝室空間)、
実はとても執筆作業がしやすい。
特に新しく買った椅子が気に入っている。
ただ、自宅に籠ってずっと座ったままだと、運動不足が歴然。
運動不足は万病のもと。
なので、あえて以前のように国会図書館に地下鉄で通う。
両足首にそれぞれ1kgの重りを巻き、腰に鴻江ベルトを巻く。
これで少しは歩行強度が増し、殿筋も鍛えられる。
国会図書館はパソコンでの作業がしやすく、
集中すると1時間はあっという間にすぎる。
頭がフラフラになるので、しばらく気分転換に休んで
(ネットが使えるので、サイトを見たり、この記事を書いたり)、
また集中を繰りかえす。
おかげで、原稿の文字量は予定(原稿用紙40枚分)に達し、
論理の流れが一本化され、結論も出せた。
あとは、間を推敲していくだけ。
もう完成は見えたも同然。
締切りを20日以上残して、ここまでいった。
これで少しは余裕ができたなと安心しようとしたら、
未完了の方の作業が頭に浮かんできた。
そっちにもとりかからなくては…