毎年初夏と秋の2回、愛知と長野の県境にある茶臼山高原に泊りに行く。
茶臼山高原自体が好きなのも確かだが(愛知の観光スポットで一番のお気に入り!)、
ここ数年は、高原の長野県根羽村側にあるカエル館に計測に訪れることが義務化しているためでもある。
カエル館は、全国に数ある(根拠があやふやな)パワースポットの中で、物理的計測によってそのパワーが確認できる貴重な地である。
その計測できるパワー(力)は磁力(直流磁気※)。
※:永久磁石と同じ性質の非波動的な磁力(磁界)で地磁気も含む。一方、交流磁気(磁界)は交流電気に付随して”電磁波”を構成するもの。
館内最強のスポットは、250μT にも達する(ベースの値となる地磁気は40台)。
そしてそのスポット上に座ると、多くの人がぽかぽか温かくなり、
実際に表皮の温度が上がることが、サーモグラフィによって確認された。
ただし、磁気の値と皮膚温上昇との因果関係は説明できない
(医療効果を示すほどの磁力ではないため)。
また、館内のその場所の磁力がなぜ強いのかも説明できない。
鉄分を含む玄武岩からなっている茶臼山の山体に接地された金属(鉄分)が磁化することは、
山中に設置されている人工物の計測で確認できたが、
カエル館の床下は、コンクリートと木材で、金属はそれらの留め具として使われているのみで、
スポット床のトタン板には接していない。
第一、床下の留め具の磁力は確かに強いが100μTほどで、床上より低い。
館内に2本ある鉄柱は、床下よりも2階に達する上部の方が磁力が強い(しかも極性が逆転している)。
つまり、カエル館は建物の下部より上部の方が磁力が強い傾向にある。
館長によるとトタン屋根の一部は(スマホのアプリだが)1000μTに達するという。
以上の傾向は、磁力が地面からではなく、上から降ってきたと考える方が説明できる
(もちろん実際にはあり得ないし、空気中の磁力は平常値)。
ところで、カエル館の周辺にもいくつものパワースポットが分布している。
最近、地元根羽村がそのマップを作った(長野最南端の村がいよいよ動き出した)。
今回は、そこに記されているスポットの幾つかを訪れた。
まず道沿いにあるブナ(広葉樹)とサワラ(針葉樹)が抱き合っているような「ラブラブサワラ」(写真右)。
見た目に面白いが、ブナの幹が空洞化し、だいぶ危うい。
実際、ダウンジングすると、サワラの方は反応するがブナには反応しない。
こういう木に対しては、気をもらう(奪う)のではなく、
むしろ与えるようにしたい。
むしろ、この木の後ろにある独り立ちした木の方(写真左)が気のパワーを感じた(ダウジングと手かざしによる)。
次はちょっと奥に入った所にある樹齢300年の「長寿のブナ」(下写真)。
このブナはいまだ健康で、ダウジングでもパワーを確認できた。
樹齢300年というだけで、生命パワーの証明となるので物理的計測は不要(パワースポット認定)。
ちなみにこの木の少し東(南アルプス)側に下った所にも、
樹齢は少々若いようだが立派にパワーを発散している巨樹がある(ブナという名札がある木)。
これらの木を巡る入口部分(道路脇)に、「ビリビリ丸石」と名づけられた一抱えほどの岩がある。
カエル館南奥の最初に発見されたビリビリ岩(私が勝手に名づけた)と同じく手をかざすと、
気を感じる時のようなビリビリ感がある。
そのビリビリ岩も今では「ビリビリ苔石」と名づけられている。
ただしこれらの木・岩は物理的計測(磁気、静電位)ではパワー(電磁気力)は示されない。
その点がカエル館とは異なり、また生体反応性もカエル館の足下にも及ばない。
カエル館内の最強スポットの床上に半年前に鉄の棒をおいてもらい(冬期は閉館)、
今回計測したら、見事に磁化して棒磁石になっていた。
かようにここは確かに磁力が強いが、生体反応を起こすのは磁力以外の何ものかであり、
それは物理的計測ができない”気”のエネルギーではないかと思う。
実際、気功家や波動医学の人たちもカエル館のスポットに太鼓判を押している。
私がスピリチュアルな方向に関心を示す理由のひとつに、
ここのパワーが物理学的力(パワー)だけでは説明できない点がある。