埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故。
土中の下水管の破損によって、土砂が下水管に入り込み、地中に空洞ができたためらしい。
穴に落ちたトラックの運転席に土砂が入り込み、下水管からの有毒ガスも発生して、1日たっても救出がままならない状況になっている。
このような道路陥没は、東京や福岡でも発生している。
すなわち、地盤がやわらかい土の堆積層に人工的な空間を作ると、その境界が破損すれば土が流動してしまう可能性がある。
すなわち、地盤がやわらかい土の堆積層に人工的な空間を作ると、その境界が破損すれば土が流動してしまう可能性がある。
共同溝でない古い下水管などでこれが発生しやすく、
地形的には河川の氾濫原すなわち河川の周辺の土地で発生しやすい(河川が暗渠になっている場合も)。
そもそも日本では、人が集中する都市部は基本的に河川の氾濫で作られた沖積平野だから、こういう現象が発生しそうな場所は至る所にある。
確かに埼玉だと、江戸川と中川・古利根川に挟まれた八潮を含む東部がこれに該当する。
そもそも日本では、人が集中する都市部は基本的に河川の氾濫で作られた沖積平野だから、こういう現象が発生しそうな場所は至る所にある。
確かに埼玉だと、江戸川と中川・古利根川に挟まれた八潮を含む東部がこれに該当する。
それに、自宅付近が該当しなくても、通行する道路が該当していたら、トラック運転手のように運悪く危険は降りかかるかも。
われわれに襲う突発的な災難は、地震だけではないようだ。
われわれに襲う突発的な災難は、地震だけではないようだ。