今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

記録的短時間大雨情報の恐ろしさ

2024年07月26日 | 防災・安全

このブログでは過去にも記事にしたように、気象庁から「記録的短時間大雨情報」が発表されたら、その地は大雨災害(河川氾濫、浸水、土砂災害)がほぼ必発することを覚悟すべし。
なので私だったら、まず顔面蒼白になって身震いする(そして防災行動に取り掛かる)。

それほど生死に関わる重要な情報なのだが、そのネーミングの切迫性のなさが災いしてか、深刻に受け止められない感じがする。

事態の危機度では、「大雨警報」と「大雨特別警報」の中間段階で、後者はもう「家を出るな」(避難のタイミングを逸した)という最終段階なので、この情報は、まさに避難すべきタイミングに相当する(「大雨警報」は外にいないで屋内退避)。
※:具体的には、大雨警報が発令されている状況下で、追加情報として発表される。

毎年、梅雨末期は大雨被害が発生し、今年も記録的短時間大雨情報発表下で死者を出した。
気象災害は、地震と違って、精度の高い予測とリアルタイム実況が実現しているのだから、その情報を活用した(適切な)防災行動が可能で、最低限人的被害は防げるものと思っている。
ただ、情報の活用とそれに応じた防災行動については、私が実践しているように個々の家庭に応じた具体的指導を授業(ゼミ)でやるしかない。
高校までの教育では地震・火災を想定した避難訓練だけで、まともな防災教育がされていないようだ。


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