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スターウォーズ スケッチ  TERANISHI

既に何枚か紹介したロバート・テラニシのスケッチ・カード。彼らしいといえば彼らしい1枚。筆致の確か・描写力はあるのだが、どことなく魅力に欠ける。問題はいくつかあるが、最初に目につくのは、線が薄い(=力を入れて描いていない)ことだ。柔らかいタッチを出すためであれば薄い線を用いるのも納得がいくが、題材からいってそういうことではない。要するに、たくさん描くために力を惜しんだのだろう。これは、スケッチ・カードとしては致命的だ。
 まだ他にもスケッチ・カードを持っているのだが、後は魅力のないものばかりなので、また新しい魅力的なものが入手できたら改めて紹介することとして、とりあえずはここまでとしておきたい。何日か前に、人気のあるスケッチカードの条件として、①作者のネームバリュー ②図柄の良さ ③手の込み具合 の3つをあげたが、最後に、再度、私にとっての良いスケッチ・カードの条件を羅列しておく。
 ①作者のネームバリューも大切だが、やはり制作枚数の少ない画家のものが欲しい。
 ②図柄は、やはり人気のあるキャラクターで、顔ならば正面を向いたものが良い。
 ③見栄えから言うと、何と言ってもカラーに勝るものはないが、カラーならば何でも
  良いという訳ではない。できれば緻密な下絵に丁寧に彩色したものが良い。
 ④小さな紙片ということを感じさせないスケールの大きい構図のものが良い。
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