書評、その他
Future Watch 書評、その他
カレンダー
2024年7月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |||
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | ||
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | ||
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | ||
28 | 29 | 30 | 31 | |||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
サイン集(559) |
コレクティブル(495) |
読んだ本(2947) |
映画、観劇、音楽、その他(258) |
Weblog(2) |
最新の投稿
22 世紀の資本主義 成田悠輔 |
朝比奈さんと秘密の相棒 東川篤哉 |
世界がもし100人の村だったら 池田香代子 |
死んだ木村を上演 金子玲介 |
カフネ 阿部暁子 |
イスラム移民 飯山陽 |
禁忌の子 山口未桜 |
警察官のこのこ日記 安沼保夫 |
バールの正しい使い方 青木雪平 |
人魚が逃げた 青山美智子 |
最新のコメント
htsunai/絵画展 コートールド美術館展 |
芋田治虫/王室と不敬罪 岩佐淳士 |
omachi/いつかの人質 芦沢央 |
Unknown/古書店アゼリアの死体 若竹七海 |
野っ原/ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢 |
mimizuku/三月 大島真寿美 |
岡本 絵里奈/ミャンマーの柳生一族 高野秀行 |
神崎和幸/おれは非情勤 東野圭吾 |
bigboss/1959年 ワールドシリーズ |
衣恵/るり姉 椰月美智子 |
最新のトラックバック
ブックマーク
goo
最初はgoo |
プロフィール
goo ID |
yb2007 |
性別 | |
都道府県 |
自己紹介 |
非公開 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
夜明けのカルテ 牛島志季他
医師作家の短編アンソロジー集。9作品が収められているが、そのうち作品を読んだ記憶のあるの作家の作品は2つだけ。世の中には予想以上に医師作家が多いんだなぁと感心すると同時に、それらのエンタメ要素以外に訴えてくる内容の重さ、文章の面白さに驚かされた。人の生死と向き合う職業柄、色々なドラマがあることがその最大の理由だろうが、読んでいると、旧態然とした医学会という世界の権威主義とかパワハラ体質への強い憤りが大きな背景の一つとしてあるような気がする。どの作品も面白かったが、ガンの生体検査がガンの転移を誘発するという論文発表をめぐる攻防を描いた「闇の論文」は、その内容の真偽は別にして、非常に悩ましい問題提起に考え込まされてしまった。また、伊豆市の周産期医療センターの医師の活躍を描いた「峠を越えてきた命」はつい先日オリジナルの連作集を読んだばかりだったが、改めてこの作品のすごさを実感した。(「夜明けのカルテ」 牛島志季他、新潮文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )