書評、その他
Future Watch 書評、その他
スターウォーズ スケッチ DALLA VECCHIA
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スターウォーズ スケッチ JOHN McCREA
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謎の1セント硬貨 向井万起夫
著者は宇宙飛行士・向井千秋さんの夫。宇宙飛行士の向井さんは、もちろん日本の誇りとも言うべき存在で知名度も高いが、読書界では「夫」の方もかなり知られた存在のようだ。本書に関する書評もそんな書きぶりだったので本書を読んでみた。
内容は、アメリカの社会や文化に関する小さな疑問をみつけ、それをいろいろなところにEメールで質問し、真相に迫るまでのプロセスを紹介するというもの。この「小さな疑問」というのが実に雑多で面白い。特に面白かったのが「キルロイ伝説」の章。トイレの落書きにこんな奥深い歴史やアメリカ人の思いがあったとは本当に驚いた。トヨタの星条旗の話、マクドナルドのトイレの話、ハンク・アーロン球場の話など、どれもはずれのない面白い話ばかりだ。軽く読めるのにしっかり心に残る内容に感服した。それから全編に色濃く表れているのは、奥さんへの愛情だ。本書では、アメリカ人全般、日本人全般、取り上げられたテーマの関係者、Eメールで意見をくれた人等、様々な方面への気遣いがとても行き届いているという印象を受ける。これは奥さんの名声を損ねたくないという夫の気遣いの現れだろう。(「謎の1セント硬貨」向井万起夫、講談社)
内容は、アメリカの社会や文化に関する小さな疑問をみつけ、それをいろいろなところにEメールで質問し、真相に迫るまでのプロセスを紹介するというもの。この「小さな疑問」というのが実に雑多で面白い。特に面白かったのが「キルロイ伝説」の章。トイレの落書きにこんな奥深い歴史やアメリカ人の思いがあったとは本当に驚いた。トヨタの星条旗の話、マクドナルドのトイレの話、ハンク・アーロン球場の話など、どれもはずれのない面白い話ばかりだ。軽く読めるのにしっかり心に残る内容に感服した。それから全編に色濃く表れているのは、奥さんへの愛情だ。本書では、アメリカ人全般、日本人全般、取り上げられたテーマの関係者、Eメールで意見をくれた人等、様々な方面への気遣いがとても行き届いているという印象を受ける。これは奥さんの名声を損ねたくないという夫の気遣いの現れだろう。(「謎の1セント硬貨」向井万起夫、講談社)
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ヘンリック・ゼッターバーグ RC NHL
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マット・スンディン ユニフォーム NHL
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少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹
上段に日記風のエッセイ、下段にそのエッセイで言及した本の紹介という構成なのだが、本の紹介の方が本文を凌駕するような充実ぶりで嬉しい。確かに2冊の本を同時に読んでいるようで最初は嬉しいのだが、本書をこれからの読書の参考にするという点に重きを置いて読む人間にとっては、これが結構厳しいということがだんだん判ってくる。面白い上段のエッセイを夢中になって読んでいると情報量の多い下段を読むのをつい忘れてしまうし、そうかといって下段ばかり読むわけにもいかない。結局、私の場合、本書を読むにあたって、上段用と下段用の2枚のしおりを使用することとなった。
本を読んでいると、その作品の続編が読みたくなったり、同系統の本に興味を持ったりで、次に読む本のヒントになることも多い。本書の場合は、本書に登場し、次に読みたくなった本にマーカーで印を付けていったところ、そうした本が50冊近くになった。著者との読書傾向は、日本の本は比較的似ているのだが、海外文学の読書量が圧倒的に違う。そのため、ここで紹介されていて、読みたくなった海外文学の本だけでも30冊以上になってしまった。これからしばらくは、本書を読みながらできあがった「読みたい本」リストで随分楽しめそうだ。(「少年になり、本を買うのだ」桜庭一樹、東京創元社)
本を読んでいると、その作品の続編が読みたくなったり、同系統の本に興味を持ったりで、次に読む本のヒントになることも多い。本書の場合は、本書に登場し、次に読みたくなった本にマーカーで印を付けていったところ、そうした本が50冊近くになった。著者との読書傾向は、日本の本は比較的似ているのだが、海外文学の読書量が圧倒的に違う。そのため、ここで紹介されていて、読みたくなった海外文学の本だけでも30冊以上になってしまった。これからしばらくは、本書を読みながらできあがった「読みたい本」リストで随分楽しめそうだ。(「少年になり、本を買うのだ」桜庭一樹、東京創元社)
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ブレンダン・シャナハン サイン NHL
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