玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『それから』

2012-12-07 14:13:20 | 日記

若いときに、いずれ暇ができたらもう一度漱石を読もうと思っていた。そのときから、『それから』を読むことに何となく決めていた。

多分、三部作の中間なので読み飛ばした悔いがあったのだろう。今読んでいるが、結構長いし、漢字も難しい。

そうだ、あの頃に、戦前の日本人に較べて、自分たちには漢文の素養がないことに気がついたんだ。

人物描写なんか上手いし、何よりも主人公の代助が自由な考え方をしているのが驚きだ。

大正4年(1915年)の作品とはとても思えない。

これから漱石にはまるかな。

   『吾輩は寝ている』

                  高松市内の金物屋にて

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする