国民に国会の議論を見せないために議会の規則や慣習があるのではないか。
近頃は大臣が答えられない答弁を官僚に回すのがアベ以降の自公政権の慣行になっている。
国会論戦を見るには、国民に多大な忍耐を強いているのが此の圀の実態だ。
官僚が答弁するのに答弁席まで時間が掛かり過ぎる。「お答えいたします」との前置きが白々しい。官僚答弁とは、中身が全く無い東大用語の羅列だからである。つまりは答弁しないに等しい。
この気持ち悪い国会寸劇には堪えられない。石破政権で少しでも変わることを、少しだけ期待する。
国民に国会の議論を見せないために議会の規則や慣習があるのではないか。
近頃は大臣が答えられない答弁を官僚に回すのがアベ以降の自公政権の慣行になっている。
国会論戦を見るには、国民に多大な忍耐を強いているのが此の圀の実態だ。
官僚が答弁するのに答弁席まで時間が掛かり過ぎる。「お答えいたします」との前置きが白々しい。官僚答弁とは、中身が全く無い東大用語の羅列だからである。つまりは答弁しないに等しい。
この気持ち悪い国会寸劇には堪えられない。石破政権で少しでも変わることを、少しだけ期待する。
野党議員は質問を事前通告する替わりに官僚様に議員会館に来て戴き、適当な資料を貰い、付け焼刃の知識をひけらかす為に委員会で質問をしている。
日頃から勉強し事柄に精通しているとTVやネットで見せようという見栄なのだ。ともかく質問の前の前置きが無駄に長い。
先日、原口一博の質問をネットで見た。彼は民主党政権後、成長を止めたようだ。若手では、早稲田雄弁会出身の参議院の小沼巧がいる。彼の演説は古風だが格調がある。付け焼刃の知識をひけらかさない。
与党が世襲なら、野党の松下政経塾も、そろそろご勇退の時期かもしれない。
「裏金」と云うがその原資は企業や団体からの献金という名の心付け、いや違うな、見返りを期待した「賄賂」のようなモノだ。
要するに、自民党の議員の多くは企業から金を貰い、その税金すら納めなかったというコトである。
その何処に公正や誠実があるのだろうか。不正・不実というより、脱税という「犯罪」も併せられる。賄賂を原資として秘書を雇い、犯罪を隠して選挙資金にしていると云う、そんな無分別な説明がこの社会に成り立つだろうか。
以上、彼ら裏金議員たちの説明は根っからおかしい。こういう人たちに国家の舵取りを任せられるのだろうか。
アベノイズムを継いだキシダイズムは、閣議決定したと云うが、正式に閣僚が出席し閣議の手続きを取ったのか解らない、又は隠されている。
キシダの国葬儀、キシダのマイナ保険証、どちらも閣議決定の事務内容の情報公開を頑なに拒んでいる。
「キシダイズム」は閣議決定の行政手続きすら明らかにしない秘密決定とも言える。
単に鈍感イズムだ。世襲政治家で貧民の生活を知らない、知ろうとしない怠惰が横たわる。その結果、先の衆議院選挙ではめざましい退潮となった。
民主主義の運用を多数決にしか根拠を置かない単純思考であり、憲法九条の解釈を行政府の閣議決定で行うという力わざがアベ政治の典型例であった。
国会の多数決議決を、総裁=総理という自民党の慣習を梃にして、国会議決を先取りし、内閣が国会を侵した憲法違反であった。
国会を軽視し、内閣決定で何でも実行するのが「アベノイズム」だ。今度の自公政権は少数なので国会を軽視できない。活発な国会議論を期待している。
次は、司法・検察の正常化である。現在の兵庫県の混乱を検察がどう対応するか、それで何かが解かる。