先日スーパーの見切り品の魚を買って来て煮魚にしたが、どうにも鮮度が悪くて食べれなかった。
何か日本人の生真面目、律儀さが遠い世界に成りつつあるのか、物価が上がり値付けができない情況になっているのか、魚介類が市中に出回らなくなるほど漁業の現場が疲弊しているのか、何かの異変を感じている。
現役の時に、若い奴らの一団が仕事に責任を持つ年齢になった時「いっしょにやって行くのが厭だ」と感じたことを覚えている。その時は早く停年が来ないかと思ったものだ。
気候変動の前に、此の國では人々の心が変動してきたのではないか。
何故だか理由はよく解らないが、戦後ずっと自民党とか云う利権亡者の一団がほとんど政権について国家権力を独占して来たのも、よくよく振り返れば、これまた異様で気持ち悪いことだ。
近頃、いい魚が食えないのでアジフライなら安全と、病院帰りに定食屋に入った。 660円、…有難い「昔」を見た思いだ。
サカナや肉の仕入れや販売は、意気込み次第でしょうから、悪いサラリーマン根性で適当にやっているところは、売り場を見ていても面白くないようですね。
昔が全て良いわけでも、誰かが全部悪いわけでもないのでしょうけど、傾向として、良い方向に向かっているわけではない、これは否定し難いと思います。