高齢社会のこの国では、戦後生まれはまだ駆け出し者です。三つ程サークルに入っていますが、どこも年少クラスです。どのサークルも、法的な登録や認可を受けない任意団体ですが、その運営者たちはだいたいが戦前世代なのです。
彼らが会の運営を何か変えたい時、たとえば会場や時間を変更の場合は、凡そ民主的な手順をとるのができません。学校でのホーム・ルームの経験が無いのか、みんなの意見を聞く形式は一応踏みますが、話し合う材料の情報をほとんど開示しません。まともな話し合いをさせないまま、役員会で決めたいというのです。
ただし、その役員はずっと変わっていないし、欠員が出れば、従順な人間を補充しているだけ。どこか似ているのですねえ。相撲協会、日大、レスリング協会、ボクシング協会、そして身近では、町内会・自治会、国では、自民党、安倍政権。嗚呼、これが日本なのだ、と思います。
蕎麦ちょこのコレクション
横浜橋商店街・江戸藤にて