玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

絶対権威

2021-11-30 19:22:06 | やぶにらみ

先週の日曜日、気分が悪くなって、休日診療所に飛び込んだ。

受付の看護師らしき人が紙を差し出して、ここに必要事項を書けと渡された。氏名、住所、年齢、電話、喫煙歴、病歴…。気持ち悪い人間にここまで書かせるのか?

そして、いつコロナのワクチンを打ったと聞かれた。もし、打っていなかったらどうなるのであろうか。そう思うと気絶する程恐かった。

やっと女医に対面できた。立派な御高説をたまわって、確かに私の早とちりでしたと、尻尾を巻いて、診療所を後にした。私は口に中でモグモグ云う。「どうせ臨床で使い物にならないから、医師会から当番で来ているんだろう!」でも、まだ良い方だったよ。

ふと十数年前を思い出した。微笑みを浮かべながら「貴方は癌です」と言われた。いくら末端癌でも、一片の憐みもなく事務的に言われて、本当に参ったよ。

次に行った時に、「この病院では私の受けたい手術ができないから転院したい」と言ったら、急に不機嫌になって、「もう一週間考えてください」と言われた。

この病院は国立だったけれど、検査入院の時に差し込まれたチューブが痛いと言っても、「先生が来なければ抜けません」と言ったきりだった。

入院するのに、マイ箸をもって来いとも言われた。そんなに衛生に責任を持てないのか?それとも箸を洗う機械がないのか?高度な手術はやらないわ、医者は威張るわ、そういえば食事も不味かったわ。

こういうのを体験すると、どうしても過剰なまでにコロナに罹りたくない病になってしまうものなのさ

医者とは、なんと威張った人たちなのだろうか。天上天下絶対権威が備わった存在のようだ。医者の免状は絶対権威の証明書なのだろう。こんな絶対的な人たちが厚労省の医系技官なのだから、アベでもスガでもガン無視されたんだろうな。

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恐い顔

2021-11-29 19:30:39 | あれこれ

最近、恐い顔を見た。急に復帰した小池の顔だ。それから防衛費を2倍にするという女性議員の顔だ。連合の得体のしれない女の会長の顔だ。

共通するのは常に男を意識し過ぎる女の顔だから余計に怖い顔なのだ。こういう女の人は男の暴力、貪欲、無恥、そういう汚い所ばかりを身に着けている。

だから、関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼式典を無視する。君はその時生きていて、実際に見ていたのかい?

防衛費を2倍にする前に国内の原発を全部止めろ。敵側の全てのミサイルの防禦を防衛費2倍程度でできるのかい?

共産党と立民党が共闘するなと言う。君は労働組合じゃないのか、資本家なのか?なんという厚かましい、自分が何者かも解らん顔をしている。

こういう人間は、憲法13条の「すべての国民は個人として尊重される」を「人として尊重される」と変えても、その言葉の響きの差異を理解できないヒトなのだろう。この場合、ヒトとは動物の種の名前だ。

どんぐりの豊作

 

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この国は四頭政治

2021-11-26 21:00:09 | 政治

石井紘基は「我が国は、国家意思決定は国会ではなく、政権党の党機関と行政機関が掌握している。我が国の体制はソ連の『官僚制国家資本主義』に似ている。」と看破している。残念ながら、彼は2001年に『日本が自滅する日』を書いて、2002年に暗殺された。きっと彼が生きていれば、日本の特殊で歪な財政構造を解き明かしてくれただろう。

我々は、得てして、この国の官僚の怖さに鈍感である。前川さんのような善人官僚にすっかり幻惑されている。あるいはスガの依怙贔屓人事を聞いて、官僚に同情すら感じることもある。どうも官僚制の本質を見損なっているような気がする。

戦前から営々と続き、戦後民主主義から狡賢く逃れて生息しているのが、この国の隠ぺい、改竄、悪徳の官僚制なのである。

官僚と与党自民党の両者は互いに助け合い、生き延びる運命共同体でもある。今となっては、あの民主党政権を三年で潰したのは天変地異ではなく、生臭い官僚機構だったと思っている。

自民党と官僚は相互幇助関係でもある。一方は政権利権という甘い汁を常時吸い、時に官僚への口利きで金銭を得る。もう片方は、自民党に恩を売り、天下りという生涯賃金と黒塗りハイヤー送り迎え待遇を認めてもらうという相互助け合い関係なのだ。

ところが、最近は、その鉄壁の自民・官僚一体構造に、ネットの普及で存在性が危ういマスコミや、ユー・チューブに娯楽の多様性を侵食されたテレビ・メディアが、この関係の中に参入してきた。

特に行政情報の隠蔽や国民の情報操作に電通の指導の下の密接に関わっているのがよくわかる。今や政・財・官にマス・メディアが加わった四頭政治になろうとしているのではないか。

今回のコロナ関連の給付金事務の電通関連企業の中抜き、自民党族議員関係GO TOキャンペーンの強行、電通並びにメディアのオリンピックの安心・安全の念仏強行、自民党総裁選の異様な盛り上がり等でメディアの政府翼賛行動がよく解った。

国道134号線から見る大磯の海

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気泡の抜けたビール

2021-11-25 19:20:29 | ブツブツ

戦いすんで、だれも観ない立民党代表選。4人見ても、みんな同じに見える。

言うことも失言しないように気を付けているだけ。敢えて、四人とも差を出さないようにしているだけ。

きれいごとしかしない。汚れ仕事はしないと顔に書いてある。なんとひ弱で上品な野党なのだろうか。

自民党のあの飽くなき権力欲を見習うべきであろう。今まで、君らは何をしていたのだろうか?

山本太郎は一人でも牛歩戦術をしたり、天皇にお願い事したり、間違えも多いが必死に政治家であろうとした。

このままでいくと、来年は立民党は分散消失していくような気がしている。

一言で云えば、四人とも生き様が見えてこない。この世の中を面白くしてあげようというサービス精神もない。ただ、自我の強さを隠しているだけ。

これじゃ自民党の隠ぺい、改竄政治を批判できないよ。

街のオーガニック展示の看板。そう!彼らはへちまに似ている。

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自民党に政策作成能力があるのか?

2021-11-24 19:22:27 | あれこれ

自民党議員が政策能力があるのではない。自民党には官僚が協力して政策作りをしているから、やっているような雰囲気があるだけ。ちょっと間違えれば「アベノマスク」だ。

彼らには挨拶文一つ書く能力もない。最近、新聞にちらっと出たが厚生労働省の官僚が自民党議員の挨拶文に忙殺されているという調査結果が出ていた。

ところが、コメントを出した学者は「国家公務員法96条で公務員は全体の奉仕者に位置づけられ、個別の政治家の活動を支援することは、その理念に反している」と言った。(朝日11・20配信)

違うだろう。そのまえに民主政治の基本である三権分立を持って来るべきだろう。

別の会社が自社の会社の社員を使っている、そのおかしな構造に言及すべきだろう。所詮、議員は官僚なくして何もできない。その度合いが強いのが与党議員であって、その度合いが低いのが野党議員なのだ。

そこを逆手にとらえて、恰も野党議員が政策性がないというのはおかしい批判だ。

しかし、現実には、野党議員も忙しいのか、手厚い報酬体系にあるのか、すっかり野党体質に安住して、あまり勉強しない人も多いようだ。

不思議なのは、予算委員会に目立つとばかりに週刊誌ネタでしか質問ができない野党議員が多いのも事実だ。そういう人が今回の選挙で落ちているのもうなづけるが。

今どきへちまとは、珍しや。

 

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