玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

民主主義て何だ?

2016-06-29 11:22:32 | 時事

アベノミクスは円安・株高による景気の先導策に過ぎなかった。今この国のかかえる深刻な問題に普通に向き合う政治家・学者の意見が、残念ながらメディアから出てこない。しかし、このままアベノミクスを進めても、この国の根本の問題解決にはならないだろう。

この国は、人口構成の偏り、都市と地方の財政按分の不合理、外国人就労の鎖国化、これらにまともに言及する野党や学者がメディア上に現れない事、これがこの国の政治状況が不毛である所以でもある。

英国のEU離脱で、「民主主義は最悪のシステムだ」といったチャーチルの格言が何故か浮かぶ。最近はアメリカのトランプ現象からも、民主主義というものを疑う時代となったようだ。

いずれにせよ、先が見えない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミカンの木と闖入者

2016-06-22 11:33:24 | 日記

先日我が家の庭のミカンの木に闖入者がとまりました。これがカミキリという昆虫なのは知っていました。約20年前、静岡県掛川の山奥のログハウスに泊まった時に、真夜中に何匹も入ってきて閉口したものです。珍しい闖入者なのでカメラで撮りました。ネットで調べると、シラホシカミキリかも?

 

 

 

 

しかし、私にとって、目下の大事なことは今年初めて実をつけたミカンの木ですから、早々に追っ払いました。数年前に横浜の磯子でできた小さなミカンをもらったことがありました。ここは一応湘南ですから、静岡に負けないミカンができるのではないかと淡い期待をしています。

 (拡大はクリックを!)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闘いすんで日が暮れて

2016-06-17 14:35:22 | 雑感

マスコミが勝手に造った偶像が、マスコミの手でズタズタに引きちぎられていく。そういう光景をあくまでもメディアを通して見た。

記者からファーストクラスと一流ホテルのスィートルームの是非を尋ねられた時、「ルール通りですから」と答えた。ルールに則っていれば、何をやって良いということを最初に暗示した言葉であった。その時に、国際政治学者の肩書以外には、そういう考えの持ち主だったことを初めて多くの人が知った。

最後まで、彼はマスコミが作ったイメージと本当の自分との乖離を認識できなかったようだ。如何に勉強ができても、自己の客観的な直視ができない人間であったのだろう。

我々有権者はマスコミの造ったイメージを政治家(屋)として選んだことになる。しかし、そのイメージが壊れた時、その人間は、我々の眼からすると、この地上からパッと消えることになる。

そういう変な出来事だったと理解した。このイメージ崩しが始まると、またどこかで同じことが起こるのではないだろうか。

 昔、梅雨は陰暦では五月にあたるので、五月雨(さみだれ)と呼ぶそうだ。ということは梅雨の晴れ間が五月晴れというのかな。早くカラッと晴れてほしい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お殿様の晩節

2016-06-08 19:49:53 | 時事

明治四年の廃藩置県まで、知事と言う職は各藩の殿さまが勤めていました。だから、知事職は小さな一国の領主のようなものです。当節のお殿様たちの退任後の生き方はいろいろです。どこかの有名私立大学の教授におさまって、地方自治のオーソリティーのような顔をして、たまにマスコミに登場するのが一番幸運な晩年でしょう。若い方は、また下界に戻って、元の芸能界の職などに就いた人もいるようです。

関西の方では、何代か前のタコ芸が得意なお殿様は、街の片隅で顔を隠しながら暮らして、人知れずにお亡くなりになりました。そのお方は性にどん欲な人だったようです。ちょっと前の関東のお殿様は、カバンにお金が入らなかった人ですが、また著述業をやっているようです。小さな国のお殿様と言うのは浮沈の激しい職であると理解しました。

普通の人間が晩節を汚さないで職を全うするのは、これは結構大変なのです。定年まじかともなれば、満員電車に乗れば、女子高生の爺狩りの餌食にならないように両手はいつも見えるところに上げていなければなりません。みんなそれなりの努力をして、晩節を生き抜く努力をしました。お殿様はそうした下々の者のみみちい生き方をどう思っていたのでしょうか。

結局同じでしょ。名もない爺でも、満員電車で捕まれば、晩節を汚して、家族から疎まれ、町の片隅でひっそりと生きていかなければなりません。今世情を騒がしているお殿様は、もし辞職したら、どうなるんでしょう。どこへ行っても、せこい人と罵声を浴びてしまうのでしょうか?


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治家or政治屋

2016-06-03 09:31:12 | 政治

近頃の政治家(屋)さんを勝手に分類すると、

①    家業を継いだ人

②    秘書を経験した人

③    団体から推薦された人

④    商売の神様が作った塾を出た人

⑤    テレビ等のマスコミで人気の出た人

ここ四代、東京都知事は範疇⑤に属する人が成っている。

ただ、それだけを言いたいだけなのですが、…。

あ、そうだ!最近パッとしないが、官僚出身がありました。かつては地方自治体の首長というのはこのケースが多かったのですが、最近は少なくなりました。東京都だけタレントである必要があるのでしょうか?

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする