戦後復興、高度成長期の東京オリンピックと大阪万博の経済発展二重協奏曲、この戦後の成功体験への追想は、東京オリンピックはコロナによって尻切れ蜻蛉に終わった。それでも柳の下のドジョウの大阪万博となれば、気持ちが悪くなって吐きたくなってしまう。
廃棄物の島の夢州(ゆめしま)の活用策として、万博やIRは優れモノだが、未来永劫有害物が出ないと言えるのだろうか?
東京で生半可に終わったオリンピックだが、明治神宮の再開発はしっかりと推進していく。そこでまたデベロッパーたちが明治神宮の土地を利用して儲けようとする。
そう言えば、東京オリンピックで天皇の宸襟を無視した首相の息子が一流建設会社に就職していたとか。総合競技場の建設主体もその会社が関係していたとか。
それでも何も騒がぬ大手報道メディア。これでは近代社会でなく、単なる悪代官が威張るつまらぬ時代劇のようでもある。