玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

泥舟の国

2021-05-31 11:03:29 | 雑感

この国はコロナ不況によって沈んでいく泥舟になるかもしれない。

にもかかわらず、コロナ禍でありながら此処ぞとばかり、大企業の利権の為に、自民党の権力者たちはポチ官僚を使って「官から民へ」というPFI事業の看板を使って、公共部門を大企業に請負をさせて多額の税金を横流している。

高額な委託業務で船底に微かにあるお金を掻きだして、呉越同舟とばかり、政治家から大企業へと税金を原資とする公金が私物のように振舞われている。まるで狂気の沙汰である。

自民党―官僚―大企業の昔ながらの政・官・財の三位一体システムは今も健在だ。むしろ、安倍・菅政権になって更にこのシステムの稼働はフル回転している。

この苦しいコロナ禍にも平気な顔で大企業儲け事業をやらせていると、明確に国民に判ってくる。

人の良い、物忘れの多い、素直で従順な国民でも、自民党の面々の顔がどこを向いて動いているかよく解かる。

国民の報復行動は、必ずオリンピック・コロナ後の国政選挙で明確な形で示されるだろう。

威張った顔で利権に走る性悪な政治家に落選というお見舞いを送らなければ、この国の民主主義は終わってしまうだろう。

この場合の民主主義とは、この国の主権者は国民だということ

政治家、大企業、官僚ではないと、ただそれだけのことだけど、…。

みんな均しく、ただ平等に・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二度目の敗戦

2021-05-28 11:28:22 | 雑感

これほどケチの付いたオリンピックて、あるのだろうか。

これほど馬鹿にされたオリンピックて、あるのだろうか。

これほど迷惑で望まれないオリンピックて、あるのだろうか。

これでも、バカ政府はやるというのか、・・・。

かつて戦争は誰も知らないままに12月8日に始まった。

知っていたのは、択捉島の単冠(ひとかっぷ)湾に集結していた聯合艦隊だけだった。

11月30日に海軍将校の高松宮が昭和天皇の処にやってきた。

「12月1日から海軍は戦闘展開をするが、既にそうなったら抑えることはできない」と言う。

【参考文献:『昭和天皇独白録』文芸春秋社】

止めるギリギリの日に弟は兄に念を推したのだ。

このオリンピックのUターンの日は既に過ぎてしまったのか

それとも、まだできるのか!

このままでは、この国が二度目の壊滅的な敗戦をする。

若し、そうなれば石原慎太郎は愛するこの国に何をしたのか?

弟の裕次郎が立派過ぎたか、…。長生きして老残を晒すのが良いことではない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ながら族のボヤキ

2021-05-27 10:53:54 | ブツブツ

ユー・チューブで音楽を聴きながら、本を読んだり、パソコン作業をしていると、曲が終わって、突然、記者会見や国会質問が出て来ることがある。

日頃、あまり見ていないのだが、パソコン様に好きだと思われているのだろう。

先日は珍しく共産党の記者会見が入った。国対委員長の穀田恵二の話しぶりが偉ぶってなく、固くも無く、結構いけるのだ。

昔は怪しいフリーの記者が多かった記憶があるのだが、一流のメディアも来ているようだ。立民と共産の選挙連携に興味があるのだろう。

案外、自民党の地滑りが起きているのかもしれない。

ところで、共産党という名前を変えてくれないかな。勝手だが、「労働党」がいいと思う。

不正規の契約社員や低賃金で働く人々の受け皿がない。公明党に泣きつくか、合同労組しかない。

「連合」は大企業の正規社員という高級労働者の組合のように思えるのだ。

昔、古賀茂明が東京都知事候補にノミネートされた時に、一流ホテルの最上階で岡田克也代表に会ったそうだ。

古賀は「さすが連合は金持ちだな」と言った。その時は結局ジャーナリストの鳥越俊太郎を候補者にして、古賀はポイと棄てられた。

どうもこの国は「見かけ」や「保守」が好きなようだ。

そろそろ、田植えの季節です。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

責任政党でしょ

2021-05-26 11:20:33 | 政治

今のネオ自民党のコアな支持率は20%位だろう。公明党が5%ぐらい。立民党が5%位かな。60~70%が無党派という政治的無関心層である。

今回のコロナ禍とオリンピックで、自民党は国民の命を大事にしていないことが見えた。たぶん次の選挙では関心が高まり、自民党は勝てないだろう。

とくに今回のコロナ対策の愚策(PCR検査の欠如、37.5度以上四日間、医療崩壊による命の選別、等)によって近親者の命を奪われた人々の恨みは固定的な反自民となるだろう。

次回の選挙の理想は自民・公明+ゆ党で過半数ギリギリで、各委員会が与党独占にならない程度が一番良いのであろう。

理由は、自民党はまだ責任政党であって欲しいのだ。汚染水を流すなら、復興したというなら、福島の責任を取ってもらいたい。

そして、コロナ・オリンピック後の経済は破綻する可能性が高い。アベノミクスの仮想の株式相場が暴落した時に、官製相場につぎ込んだ年金基金が一瞬にして収縮してしまうだろう。

若し野党に政権交代すれば、また昔の民主党のような過酷な役回りとなってしまう。

こんなアホな制度の元凶は小泉からである。多分竹中も関与したのだろう。

【参照:石井紘基『日本が自滅する日』2001年4月小泉厚生大臣の時に年金資金運用基金を設立する。将来は150兆円運用するとか!→既に2019年170兆円運用】

安倍の長期政権はトランプだったから。オバマは愚者を相手にしなかった。来日して九兵衛の寿司も食わなかったとか。

どちらにせよ、この国の前途はバイデンのアメリカとの関係に大きく左右されるだろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企業家の方が立派

2021-05-25 11:11:34 | 時事

この国の首相よりも、孫正義の方が人間的なやさしさがあるような、三木谷浩史の方が合理的なことを言っているように聞こえるのはどうしたものか。

七十を越した首相の方が、乱暴で醜悪に見えてしまう。

まるで目先のことしか見えない、見ない、そして周りの言う事を一切聞かない、又は言わせない、という態度だ。

昨年9月の自民党総裁選挙で国会議員や地方議員たちが雪崩をうったように、我も我もと餓鬼のように菅になびいていったあの異様な光景を思い出す。

今年の1月の衆議院予算委員会で共産党の小池氏が総裁選勝利のために内閣官房機密費を流用したのではないかという疑惑を呈した。

河井議員の選挙で使われた1億5千万円も一説には内閣官房機密費かも知れないとの噂もある。

かつては田中・福田の総裁選で多額の金が動いたと噂された。自民党と金の問題は切り離せない。

政権交代時の民主党は、せめて内閣官房機密費の内情についてもっと公表すべきだった。

内閣官房機密費は政権党の小遣い袋になっている。55年体制以来、そのほとんどを自民党政権が使ってきた。この事実はとても重い。

こうした国家の公金の問題からも、アメリカの二大政党のように政権交代は必要だ。

昭和の道祖神。悪霊を防ぐ神なら、政界にも必要かな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする