「答弁を差し控える」というならば、その理由、答弁拒否という行為に至る適切かつ合理的な説明がなければならない。議会側の質問に鹿児島県警の監察部がこの言葉を使った。
近代民主社会において、言葉の説明をせず、警棒をふるう警察行政は、非民主、反民主を超えて独裁制、専制政の前段階である。
権力側が、あえて口を閉じて、「問題があるか」という居直りでもある。特に常時武器を携行し使用できる警察行政の態度には机の下の警棒や手錠が垣間見える。
昨今の警察中枢キャリア官僚の暴力性は、アベスガ政治の反知性を気取っただけの生来の無知・無学からの負のレガシー(遺物)でしかない。