玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

これじゃ、隣の反日人と同じだ!

2013-12-27 14:08:40 | 時事

とうとう出ました靖国人。我慢してずっと良い子でいると、どこかでやんちゃをしなきゃ気が済まないのだね。結局、君はお坊ちゃま宰相だわ。今年の10月には戦死者を悼む方法を千鳥が淵で実演までして教えてくれたアメリカの優しい伯父さんたちをとうとう失望させてしまった。まあ、来年は都知事選もあるし、続々とキモチの悪い人たちが出てくるわ、きっと。

彼は誰かに言われてやっているんだろうけど、今まで隣国の暴言にもじっと耐えてきた大人の外交が、これですべてオジャンになってしまった。まあ、彼も、彼を取り巻く周りの人も、情けない人たちだね。僕らは戦争に行かせられなかった幸運な世代だが、その昔戦争に無理やり行かされて、靖国に自分の意思もなく祀られて、そんな彼らは戦争のことを何も知らない宰相に参拝されることを望んでいるだろうか?それよりも若い者の死を生産する無意味な戦争を二度としない国を造る方が彼らの望んでいることだろう。自民靖国党の主導するキモチの悪い憲法改正より、もっと理想の平和憲法を造ってもらいものだが、それが望めない国会なら、現憲法を守るしかない。

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気持ち悪い人々

2013-12-21 14:05:43 | 時事

昨日床屋に行った。「都知事が辞めたね」「まるで天国と地獄ですね」「裏金もっとあるんでしょうかね」「いやあれだけじゃないの」「そうですか?」「だから、あれだけねばったんだよ」と会話が成り立ってしまう。テレビで耳たぶから落ちる汗の雫が映る。こうなると、生理的に受け入れない者が出てくる。東国原が辞める時の記者会見での愉快犯のような眼。何か気味が悪い。向けられているテレビカメラの先に彼は何を見ているのだろうか!道端で舛添が記者に囲まれた。久しぶりの脚光で、頬が上気している。自然と口元が緩む。昨日の石原のインタビューは、最初から私は嘘をつきますと顔に書いてある。「私が引導渡したんじゃない」と決まって目を何度もしばたく。嘘は小説の中にしてくれ。政治家とは子供のように欲望に正直な人種と見た。今日の朝、関東のテレビに映った橋下の作り笑いが気色悪い。世の中の最高に気持ちの悪い人間たちが一堂に会したのが、国会という場なのか。 『都市の道具」から

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ブック・オフ

2013-12-17 14:13:20 | 雑感

最近よくブック・オフに行く。ものによってはアマゾンより送料分が安いので、よく新書を探しに行く。新書はどこの出版社も出しているが、ズラーと並んだ新書の背表紙を見ると、とにかく題名が長い、『さおだけ屋はなぜ潰れない』『民主党が日本経済を破壊する』とか。要するに本の題名がキャッチ・コピーになっているのに気付いた。よく同じ題名なのが2~3冊並んでいることがある。それがほんの少し前のベスト・セラーの本だったりして。新書は薄いから本棚の邪魔にならないのに、要するに、宣伝で売れるが、読んでみると手元に置く価値もないということなのか。それらが大量にブック・オフに流れてくる。そうだ、ブック・オフは、いる本・いらない本の最後の分別場所なのだ。本来は捨てられて、廃棄処理寸前のところですくい上げて、その値段を下げて再度商品化の道を造った訳だ。店の書棚の下の引き出しを開けて見れば在庫がまだいっぱいだ。要するに、世の中には無駄な本が多過ぎるということだね。でも、静脈産業を一躍メジャー産業にしたブック・フはすごい、と思う。

 残念ながら、これは古本屋で買いました。

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公募校長

2013-12-09 15:05:41 | 政治

近年、ただマスコミ受けするために、首長自らが改革、改革という幟を立てているお祭り騒ぎ見ていると、妙に冷めた疑問符を投げてしまう。地方自治体の首長は、行政サービスの長として地道に日常の地方行政を担ってほしいものだ。

大阪の公募校長は、単なる民間校長と言う語感の心地良さでやったのか解らないが、組織で働いた経験のない首長がやる典型的な改革行動例の一つである。その公募校長の一人が市長との関係があるかは知らないが、教育長に抜擢されたと聞いた。そのような抜擢人事を行う権力は、橋下氏の固有の権力ではなく、選挙で手に入れた首長という地位のもたらす権力以外の何物でもない。彼は個人会社のワンマン社長のように自分の思うままに人事をしているとしか見れない。結果として、セクハラや不祥事が多発するような民間校長しか選べない公募校長制度をやめることは、自らも、彼に選ばれた教育長をも否定することになり、なかなかやめれない。どちらにせよ、馬鹿げた話だ。

ところが最近の記事大阪市の公募校長、公募区長による不祥事が相次いでいることをめぐり、橋下徹市長は4日、市長を座長に公募制度の内容を見直す検討会を立ち上げたことを明らかにした。」【MSNニュース】によると、公募校長ばかりか公募区長まで見直すという。どうもこの市長は信用がならない、潔く自分から非を認めれば自分だけは許してもらえると思っている。非を認めるだけではなく、責任をとってもらいたい。まず、その不祥事を起こした校長さんの給料の返還と、その民間校長に振り回された部下のストレス、そして市民を欺いた責任、それらを橋下氏本人が賠償してもらいたいものである。彼は自分には市民からの賛同を得る魅力がまだ残っていると信じていて、相変わらず首長権力の魔力に酔いしれているように見える。

いかなる形にせよ、彼が市長を辞めた後は、大坂市役所の職員は赤飯を炊くだろうが、市民はどうするんだろう。ヒョウ柄のおばちゃんたちはエールを送ってくれるのだろうか、果たしてどうなるのやら、…。

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過去に戻ると

2013-12-02 23:09:08 | 雑感

先日、四〇年ぶりに大学のクラス会があった。まず、恥ずかしいことに、大学までの道が再開発で分からなくなっていた。やっとたどり着いた正面玄関のゲートビルは、昔はレンガ色だったような気がするが、金属・ガラス系の高層ビルに建て替えられていた。もっとも記憶は曖昧だが、多分ね。忘れられない入試発表の広場が狭くなっていたから、確かに建て替えたのだろう。まあ、当時は大学に入るのが非常に難しくて、後はまったくと言ってよいほど通学しなかった世代としては、結局、縁の薄い母校であった。キャンパス内はビルが増えて、昔のこじんまりとした品の良さを失っていた。どんなに楚々とした美人の女性でも、40年経ったらこんなものなのか。しかし、美しい自分の過去の一枚の絵を失ったことは確かなようだ。過去に戻ると、幻滅という魔物が襲ってくる。

 秋から冬へ白秋から玄冬へ 

ブログも一年経ちました。ありがとう。

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