玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

この国の恐い人たち

2022-10-03 13:25:23 | やぶにらみ

かつて10年以上前に、この國を揺るがす恐い人たちが三人が居た。こういうヒトが政治を掌握したらマズイと思った。そのヒトとは、石原慎太郎、安倍晋三、橋下徹だった。

石原は「夢よもう一度の東京オリンピック」を開催しようとした。結果は、惨憺たる「賄賂で穢れた開発妄想ピック」に終わるようだ。

安倍は「改革とは名ばかりの、円の価値の希釈による問題先送りミクス」でしかなかった。これからその莫大なツケが国民生活に課されていく。

橋下は「二番煎じの出涸らし大阪万博と大坂府の大阪市強奪」の二兎を追ったが、途中で投げ出し「維新」に任せてしまった。引き継いだ松井も逃げそうだ。大阪はポピュリズム政治の警鐘を全国の都市に与えてくれるだろう。

橋下は政治からコメンテーター業界に転進し風見鶏屋になっている。アベロス後、彼の風見鶏芸は何処に向くのだろうか?最近はめっきり切れ味が無くなっている。

そう言えば、新進の自民芸の三浦瑠璃は更に危険水域で芸風を確立しようとしているが、その前に普通に読める論考を書いて、ちゃんとした肩書を確立して欲しい。

これからは更に恐いヒトが居て、沈んでいく日本丸から最後の財宝を運び出そうとしていた竹中やオリックスがどうなるのだろうか。

検察は、アベロス後なのだから、人事を恐れず、本来の仕事をしてもらいたいものだ。こうした怖い人々の共通項は「ルサンチマン」であるような、・・・。

戦後民主主義はルサンチマンの復讐にも自由を与えたからだろう。

年取ると美味いものより、懐かしいものを選ぶ。

 

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本屋の風景

2022-08-19 11:05:33 | やぶにらみ

ジャーナリストの青木理の「政治記者じゃないけれど…」という枕詞が些か鼻についてきた。

まさに朝日の政治記者だった鮫島浩は、今回の岸田改造内閣の主眼は、安倍派が混乱して菅系統の非主流と結託して政権を揺さぶるのを恐れたと言う。そのため観測気球として「菅副総理」説まで業と流したと言う。

内閣改造は、安倍派の主だった五人の有力者を閣僚や重要ポストに就けて反乱を収め、菅元総理を排除することに成功した、とのことだ。これが改造の大きな主眼だとも言った。

彼は「統一教会隠し」とは言わなかった。確かに隠せないほど党内に浸潤していた。癌ならもう第四期かもしれない。

これらを、ネットの「鮫島タイムス」聞いた翌日にブック・オフに行ったら、110円の格安棚に菅義偉『政治家の覚悟』が真新しい儘に4冊も並んでいたのには驚いた。

今まで、必ず安倍晋三の『美しい国へ』は2~3冊あったが、これが逆に一冊もなかった。

単行本の棚に行けば、2年前に小池百合子を書いた『女帝』を1000円で買ったのだが、今や220円の格安本となっている。

こんなところにも、政治家の人気の度合いは明確に現れるものだと感心した。

昨日は、新刊本を買いに駅前の本屋に行った。

どうせ無いだろうと、注文する積りだったが、店員さんがパソコンで調べてから陳列棚の下の引き出しから持ってきた。店は売れそうな本を予想して陳列しているのだと分かった。

とすれば、雑誌の並べ方はこんな感じで、一応売れ筋の本が置いてあるんだ。でも、これらは翌月にはブック・オフに並んでいるのだが。

巨星が落ち、月刊雑誌の売れ筋が変わるのかな、…。

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また流行ってきたようだ

2022-07-07 14:09:07 | やぶにらみ

コロナがまた流行ってきたようだ。人の動きが活発になったからか?それともワクチンの効き目が失効したのか?

2年前にあの傲慢なお坊ちゃんが、PCR検査が目詰まりで、どうしても上手くいかないと云っていた。

どうせ気の利いた言葉が本人の能力で云える筈もないのだから、電通派遣の社員か内閣府の若い官僚が考えた言葉を覚えたままに云っただけの事だろうが、妙に嵌った言葉の印象を持っている。

しかし、あれから、アベノマスクを作って、結局コロナが収まらず、診断書もない難病で辞職された。

その後、唯猪突猛進するだけの顔の怖い仕事屋が無理矢理オリンピックを敢行して、結局国民から怖がられて辞めて行った。

そのあとに、妙に顔の優しい聴力の良い首相になったけど、コロナの対応は、相変わらずの医系技官体制は変わらない。

3回目はファイザーからモデルナに変わったけど、少し副反応が出たような気がする。

そう言えば、ワクチン打って何人が死んだのだろう。突然死の人のPCR検査をしているのだろうか?やはり目詰まりがあって、指令が保健所や警察などの末端組織に届かないんだろうねえ。

本当に冴えない國になってしまった。これを民主的な、自由な国だと喜んでいいのだろうか。

ネットでの情報だが、死者数は増えたが、…。情報元が厚生労働省か?信用できない!

 

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ポイント好き

2022-07-01 14:01:16 | やぶにらみ

夏は電力がいる。そんなこと誰でも予測できる。その対応を国民の節電意識に頼る。事前に予想していたから、節電ポイント付与のスキームを官邸か経産省が予め委託会社に注文しておいたとしか思えない。

エネルギーが必要ならば、時間がかかっても、地熱や太陽光なりの再生可能資源利用への道に国家が投資をすべきだった。

かつて太陽光パネルを作って電気を売り、その設置費用にも補助を打っていたような気がする。それも突然打ち切られ、太陽光発電に乗り出そうとしていた若い企業者が諦めざるを得なくなった。

なぜそうなったのか、解らない。我々は自分で調べないと、新聞も教えてくれないし、テレビはいつもお笑いと動物と広告ばかりだ。野党の議員も、勉強不足か、これも頼りにならぬ。

マイナンバー・カードの宣伝には、有名な元野球選手を使っている。これも政府広報だろう。この経費は税金を原資とする国庫から出ている筈だ。その肥大化した政府の広告経費が回り回って、アベ忖度元財務官僚の黒田バズーカによって、国の借金となる。

そしてそのツケは国民に回ってくる。今や、円安による物価上昇の元凶にもなっている。

官邸の中にポイント好き常習者がいるのか?それとも、常に広告業者を飼っておいて、いざという時の情報操作を目論んでいるのだろうか。

やがてUターンすることになる。

 

 

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無い亡い尽くし

2022-06-29 16:00:22 | やぶにらみ

わが町にはコロナの前には三大銀行の支店があった。今は二つが廃止された。どうも銀行は利子を生産する企業では亡くなったようだ。

先日、フォローしているブログの中にS銀行の事が触れられていた。

ふと考えたが、銀行から客が逆に(いろんな意味で)選ばれる時代になったのかもしれない。此処にも民主制が消えている。

急に恐くなって、件のS銀行から手を引こうとATMで引き出そうとしたら、限度額以上だと断られた。

また、ふと気が付いた。

山口県では何故個人に4,630万円の振り込みを銀行が見逃したのだろうか?また、その後のネット・カジノへの送金を許したのだろうか?

老人はオレオレ詐欺に遭うからと勝手に引き出し額を決める銀行が、若い人にはたとえ怪しい金でもその送金を拒まない。それに関する報道はまだ見ていない。

なんか怪しい弁護士が黒板で講義していたが、そんなこととは全く別なところで、ほぼその同額の金が金融機関から戻ってきた。

抑々誤送金はなぜ起こったのか?そのことの解明も報道もない。

だからマスコミ離れが起きていることに経営者が気付かない。銀行なのに貯金をさせない、払い出しもさせない。役所なのに信用できない。官僚なのに詐欺をする。日銀なのに通貨管理ができない。

無い亡い尽くしは、長州辺りの風で、サタンのようにやってきたようだ。

農業は必ず実りがある。ただ災害が無ければ、…。

 

 

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