かつて10年以上前に、この國を揺るがす恐い人たちが三人が居た。こういうヒトが政治を掌握したらマズイと思った。そのヒトとは、石原慎太郎、安倍晋三、橋下徹だった。
石原は「夢よもう一度の東京オリンピック」を開催しようとした。結果は、惨憺たる「賄賂で穢れた開発妄想ピック」に終わるようだ。
安倍は「改革とは名ばかりの、円の価値の希釈による問題先送りミクス」でしかなかった。これからその莫大なツケが国民生活に課されていく。
橋下は「二番煎じの出涸らし大阪万博と大坂府の大阪市強奪」の二兎を追ったが、途中で投げ出し「維新」に任せてしまった。引き継いだ松井も逃げそうだ。大阪はポピュリズム政治の警鐘を全国の都市に与えてくれるだろう。
橋下は政治からコメンテーター業界に転進し風見鶏屋になっている。アベロス後、彼の風見鶏芸は何処に向くのだろうか?最近はめっきり切れ味が無くなっている。
そう言えば、新進の自民芸の三浦瑠璃は更に危険水域で芸風を確立しようとしているが、その前に普通に読める論考を書いて、ちゃんとした肩書を確立して欲しい。
これからは更に恐いヒトが居て、沈んでいく日本丸から最後の財宝を運び出そうとしていた竹中やオリックスがどうなるのだろうか。
検察は、アベロス後なのだから、人事を恐れず、本来の仕事をしてもらいたいものだ。こうした怖い人々の共通項は「ルサンチマン」であるような、・・・。
戦後民主主義はルサンチマンの復讐にも自由を与えたからだろう。
年取ると美味いものより、懐かしいものを選ぶ。