玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

もうメディアはいらない

2021-08-26 11:30:17 | みみっちい話

いつから大手の新聞というモノを見なくなったかなあ。

子供の頃は家では「毎日」を取っていた。その後、受験を控えて「朝日」に代わった。家庭を持ってから、野球や催事物の券が貰えるので妻が「読売」を取ってくれと言うので面倒だからそうしていた。

ある日、全く新聞がつまらないものに思えた。その時は株に興味があったので「日経」に代えた頃から、もう新聞の紙面に価値を見出せなくなったのかもしれない。

たまに政府を批判する「ゲンダイ」をネットで見たりしていたが、売るための「反政府」という色がイヤになった。これが新聞離れの第一段階だったような気がする。

第二段階は、昔の歴史を尊重して「信濃毎日」や「秋田魁」をネットで読んでいた時期もあった。でも元ネタは戦時統制の「同盟通信社」の系譜を引く「共同通信」であるから、これも一定の限界が目に付いた。

今は、第三段階、世に言うところの左系週刊誌とかなり左の地方新聞を定期購読している。こういう時代に頑張っている小さな会社なので寄付のつもりなのだ。

いつも届けてくれる郵便屋さんは私が共産党員だと思っているのではないだろうか。決して私が左傾になったのではない。メディアや報道が右傾になったのである。

そして、今は報道機関全体の姿勢が信用できない。著名なジャーナリストは今の官邸詰めの記者の不甲斐なさを嘆くが、実は経営陣の締め付けが相当厳しいのではないかと思う。わざと従順な若い記者を配置しているような気もする。

それに政府発表自体が一番信用できない。

いったいオリンピックで何人の感染者が出たのか、何人の選手が感染したのか、何食の食事が捨てられたのか、どういうふうに金が使われて、結果どれだけの赤字が出たのか。多分これらの事のほとんどが隠蔽か改竄をされて公表されるのだ。

こんな時代に、こんな国に、成ろうとは思いもしなかった。

コロナ禍で白身魚が安くなった。秋刀魚や鰯の青魚は高いけど、…。

 

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滑稽と無恥

2021-05-14 11:03:54 | みみっちい話

ホワイトハウスの一室で大きなハンバーガーを出されて、二十分間話したと云う。

その写真を見ると吹き出したくなると同時に、恥ずかしくなる。

自国に戻って、国会の場で「安全に安心に開催する」と十数回も言い続ける。

小さな国の何も見えない、自分の言葉もない独裁者だ。

「俺は内閣総理大臣だから、俺がやると云ったらやるんだ!」と言いたいのだろう。

実は、この狂態は118回嘘をついたアベ政治から確かな兆候があった。

今では、小さな町の首長まで「病院設置者だから、病院関係者だ!」とコロナのワクチンを打った。

今、この国の政治はどん詰まりに来ている。

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腐った接待

2021-03-11 11:04:28 | みみっちい話

一種の「接待」という儀式だ。事を伝える、事を成した、その証として相互に確認し合う怪しい儀式のようなモノ。

国会の場で――様というか細い声が妙に恥ずかしい。あの方は本心から出世をしたいのかなあ、…。今後生きるに大事なモノを捨てた!これは男女の別なく。

この儀式は、一つは、独裁者の息子の誘いのって、身を賭して忠誠を見せたこと。それが自らの地位の保全につながるとは、なんと惨めなうら悲しい事。結果、外資比率の超過に組織全体で見ぬふりをした。何と情けない事か。

もう一つは、君主の鶴の一声の為に、政策をねじ枉げてしまう暗黙の了解の儀式かも。目先の携帯料金を下げるために業界全体の正常な競争を歪めた。これは自由な競争の否定だ

此の事件を報道できなかったメディアの凋落に愕然とする。

なぜドコモをNTTの子会社にしたのか、一般国民は判然としなかったよ。今回カラクリが分かった。遅れた国になってしまったものだ。

かつて官僚たちは、天下りを壊す民主党を懼れて再び自民党を生き返らせた。

が、その結果がこの様だ。この国の官僚制度も腐っている。魚は内臓からも腐る。

私の接待は自分に

 

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翁の童話

2021-03-03 21:31:49 | みみっちい話

年取ると、自分の顔が醜いからか、同じような醜い顔には飽き飽きしています。

もはや深い皺は貫禄にもならないし、老残の欲は回りにはただ気持ちが悪いだけです。

城下の人々は八年間以上、二人の翁の醜い顔を見てきました。

昨年二人は仲たがいしたのか、人前で目を合わさなくなりました。

ところが、厄病が流行って、バカ殿様は頭が疲れてしまい、突然隠居すると言い出しました。

いままで血筋が悪いとおでこ家老を馬鹿にしていたのに、驚くことに後継に推薦したのです。

人々は不思議な気持ちで喜色満面のおでこ殿様を見ていました。

今やっとわかりました。二人は同じ穴の狢だったのです。

自分の悪事を隠してもらうためには、同じ悪事に手を染めた者に後を任せるしかないのです。

昔々のことですが、この邦は大きな地震や津波で酷い目に遭ったら、それを理由に、呑気な殿様は役立たずと罵られ、旗本や豪商や瓦版屋によって追い出されてしまいました。

人々は再び昔の血筋の良い、バカ殿さまをお城に戻しましたが、三年間の浪人の間に、お殿様はすっかり人が変わってしまい、欲深い花咲き爺のお殿様に変わっていました。

それから七年以上、花見で人々を惑わせ、陰で御用金を乱費していました。

その時におでこ家老も陰で同じように御用金を乱費していたのでしょう。

その二人の悪事を全部引き継いだ、おでこ殿様は毎日二人の悪事がバレないか、冷や冷や生きています。

でも、よく考えると、旗本も、豪商も、瓦版屋も、みんな城内の御用金に手を付けているようです。みんな悪人ばかりで、この邦は、困った、困った、とさ。

ミャンマーの空、空は同じ。

 

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少しは・・・ください

2021-02-24 10:28:06 | みみっちい話

ちかごろ、パソコンを立ち上げていると、クラシックか懐メロを聞いていることが多い。

少しは私に愛をください』という歌が流れる。

来生たかお・井上陽水・小椋佳の順で歌うのだが、一番小椋佳が上手くない。

昔、この歌が嫌いだった。若い頃は「愛をください」なんてみっともないと思ったものだ。

果たして、自分の人生を振り返ってどうだろう。

シャラ臭いが「愛」なんてモノに出逢ったのかね。

歌だけでいいよ。よくも恥ずかし気もなく、大の男が三人で歌っているものだと、赤面したくなる。

が、しかし、いい歌だよ。今の日本の政治家に歌わせたい。

最近食べていない、…。

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