私のパソコンは、朝開くと、クラシックのリストかラフマニノフの曲を流す。そこから勝手に延々といろんな曲が流れてくる。クラシックばかりではなく、私が一度聞いたナツメロが間に入ったり、これもアンタ好きだろうと勝手に入ってくる。
先日、荒井由実の「いちご白書をもう一度」が突然入って来た。
あの懐かしい「就職が決まって髪を切ったとき~」のフレーズが出てきた。あの時代をうまく象徴した言葉だったと、当時から感心したものだ。吉田拓郎の「僕の髪が肩まで伸びたら~」に対応する言葉でもある。
どうも白井聡は荒井由実時代の歌が好きで、アベの死を悼む松任谷由実の俗物化を嘆いて、荒井由実の時代に死んだほうがましだと言ったらしい。
ともかく表面は「やさしさにつつまれている」と云った的の外れた成長懐古主義の世界だから、多くのヒトの顰蹙を買った訳だ。ともかくそのことで白井が職を失わないで良かったと思う。
ちなみに、私は荒井由実も松任谷由実も両方好きだ。ただ近頃は声が出ないようで、テレビでは彼女を見たいとは思わない。