大阪のヨシムラ、東京のイシマル、兵庫のサイトウの顔に同類性を感じる。
まず礼儀正しい、高学歴、男臭さが無い、かつ中身が薄い。デモクラの「3ジジ放談」では彼らを「維新顔」と評した。
自民党が世襲議員専用の党になって、新しい議員の道が狭くなり、松下政経塾を経て民主、立民党に流れた。昨今は供託金だけ出して簡単に推薦が貰える「維新の会」等に流れていく。
そこでは民衆煽動に利するイケメンが幅を利かす。こうなると、有権者の内なる成長が必要ではないか。
大阪のヨシムラ、東京のイシマル、兵庫のサイトウの顔に同類性を感じる。
まず礼儀正しい、高学歴、男臭さが無い、かつ中身が薄い。デモクラの「3ジジ放談」では彼らを「維新顔」と評した。
自民党が世襲議員専用の党になって、新しい議員の道が狭くなり、松下政経塾を経て民主、立民党に流れた。昨今は供託金だけ出して簡単に推薦が貰える「維新の会」等に流れていく。
そこでは民衆煽動に利するイケメンが幅を利かす。こうなると、有権者の内なる成長が必要ではないか。
前回の衆議院選挙から、国民審査の白紙投票をやめた。事前に各裁判官の従事した判例を調べてから、右傾性の裁判官に✖を打つようにした。今回選挙でも一人✖を打った。
今後も裁判官や検察官は聖職者枠として信用せず、一般公務従事者としての規律、志向を求めたい。
頃日、官僚としての出世や政権に忖度する裁判官が増え過ぎている。
【参考】(東京新聞、2024・11・1付)最高裁裁判官の国民審査の記事から抜粋
今回対象となった6人の罷免率は、今崎幸彦長官が11.46%で最多。尾島明氏が11.00%、宮川美津子氏が10.51%、石兼公博氏が10.00%と続いた。8月に就任した平木正洋氏と9月就任の中村慎氏は、いずれも9%台だった。投票率は前回より2.05ポイント減の53.64%だったが、個別の罷免率が10%以上になったのは、最高10.29%だった2000年以来。近年は7~8%程度が多かった。
かつて十数年前に自民党が過半数を割ったことがあった。
政権交代で鳩山が首相になったが、本来は小沢一郎だった。たぶん米国や検察によって小沢は潰された。
あの時の世間の空気は、自民党は負けたのだが、単にお灸の、仮の負けだった。今度は、単純に本当の負けかも知れない。
アベ以降、自民党は大企業、富裕層優先を打ち出し、庶民や自営業者を切り捨てた。公明党は臆面もなく追従した。きっと次の参議院選挙は此等の解答を証明してくれるような…。
先週のデモクラで佐高信と田中秀征の対談をやっていた。今までの自民党のスキャンダルは個人の犯罪であった。田中ロッキード、竹下リクルートも個人や一部グループの犯罪だった。
今回の裏金脱税は党全体のスキャンダル、正確には犯罪であり、そこがまったく前例のない事件だと。ところが自民党中枢には全くその自覚がない。不感症なのだ。クリーン・イメージの石破を差し出せば、社会の不信が沈静化すると高を括っている。
森山さんには椎名さんのような「無私」が無い。ただ「ナアナアの和」しかない。だから公認料を裏で出してしまう、と秀征さんは言う。確かに含蓄がある言葉だ。
これらは案外に自民党を内部から崩壊していく兆候と見える。でも厳しい世界情勢の中で政治の貧しさは困る。
自民党にとって、いつか来た道。今回で三度目である。
田中角栄のロッキード事件で三木内閣が生まれた。次に竹下政権のリクルート事件で海部内閣が生まれた。いずれも党内で力のない、本来なら首相になれなかった境遇の政治家であった。
今回の裏金事件で同じように石破首相が生まれた。過去二回は国民の忘却に成功しているが、今回はどうであろうか。
安倍派議員が生き残りを賭けて、高市政権を造ろうとしたことが寧ろ仇になって、自民党の復権に繋がらないのではなかろうか。