玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

新聞記事から

2014-08-27 12:08:31 | 時事

理研、STAP作製できず 再生研の人員半減
2014/8/27 2:00

STAP細胞が存在する可能性は極めて低くなった。…万能性の目印となる遺伝子の働きはとても弱く、万能細胞の代表であるiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)にはるかに及ばないという。…現段階では存在しない公算がとても大きい。

この量を表す副詞群は何なのだろうか。量的には、曖昧な主観的な副詞の羅列ばかりで、実証的な表現がない。記者の責任逃れとも思える。しかし、見出しは断定調だ。こればかりではないが、最近新聞の言葉の使い方に腑に落ちないことが多い。

昨日のテレビは、安倍首相の不機嫌な顔と、石破幹事長の不思議な笑顔の対比ばかりだった。どういう意図なのか解らない。結局、視聴者に下駄を預けているのか。

ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』の「近代は、・・・虚構としての新聞を人々がほとんどまったく同時に消費(「想像」)するという異常なマス・セレモニーを創り出した」の一節を引用したい。マスコミが権力を創作している、と思う。安倍晋三という山口県の三代目政治家に対して、これから戦前のナショナリズムへと退行する権力と権勢の火が点火されるのか、消火されるのか、マスコミはどうするのだろうか。そして、庶民の判断はどうなるのかな。

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別れの昼食

2014-08-25 22:17:58 | 旅行

これまでずっと案内をしてくれた友人とピーマイ郊外の青空レストランで昼食をとった。タイ料理ともち米を堪能した。ここで彼と別れ、バスでバンコクに向かう。

バンコクは10年前に行ったことがある。相変わらずの大都会である。当時はモノレールから降りたら野犬に囲まれて困ったが、今回は野良犬を見ない。すっかり日本が恋しくなったのか、エイトラーメンを食べた。

翌日は、蟹カレーを食べました。

この辺はまるで日本の街のようです。

8泊8日のタイ旅行はもうお腹一杯で、美味いものだらけでした。

以上・・・。

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ピーマイ遺跡公園

2014-08-18 11:45:45 | 旅行

コンケーンからバンコクに南下する途中に、アンコール王朝によって造られた仏教寺院の遺跡を訪ねた。

当日は日本でいう修学旅行だろうか。タイの人はとにかくポロシャツのユニフォームが好きだ。

寺院外溝の回廊入口

行けども行けども、回廊。随所に魅かれる彫刻があった。

気に入った仏像

終点では、街の風景が見えた。全部蝋燭で作られていて、祭りの日には燃やすらしい。来年はアンコール・ワットに行きたいと思った。

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王室は忙しい

2014-08-09 21:16:26 | 雑感

今回のコンケーンは、去年に続いて2回目だなので、友人の計らいで、去年の泊っているホテルから離れた、コンケーン大学のそばの庶民的なホテルをとってくれた。 

その夜に食べたアリの卵のスープけっこう美味い。

ホテルまでの道のりで、タイの会社では大学卒の新入社員をとると、入社して少したってから、卒業証書をもらうための休暇を与えなければならないと友人から聞いた。その理由は、卒業証書の授与は、必ず王族が大学に来て、学生に卒業証書を手渡すのが慣例になっているからだそうだ。王室も忙しくて大変なことだ、と思った。そういえば、タイの幹線道路のあちこちには必ず王様の写真があるし、町中至る所に王様、王女様、王族の写真が映画の宣伝画のようにあふれている。むろん紙幣はみな王様の顔である。王室の権威は、その存在を、日々休むことなく、あらゆる場面で、国民にアピールしていかなければ、その権威を保つことができないということがよく解る。

日本の皇室も、そういう視点から見ると、いろんなことが見えてくる。かつて、大日本帝国では、戦争に勝つごとに、昭和天皇は白馬に跨り二重橋から姿を現したという。(日中戦争の南京陥落、太平洋戦争のシンガポール陥落等:『昭和史七つの謎』保坂正康 講談社文庫)また、各学校には、天皇・皇后の写真が奉安殿に安置された。時代は違うが、タイの王室とどこか似ているではないか。

いまの時代も、皇室が存在し続けるために、いろんな儀式や行動がとられている、・・・と思う。

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If we hold on together

2014-08-05 20:26:36 | 芸能

スコータイからコンケーンへの道のり、120キロで飛ばしながら、何故だか自然と口ずさんだ歌の一節があった。

それは“Valley, mountain, There is a fountain Washes our tears all away”の一節を何度も口ずさんだ。どうもわたしには、「人生、山あり、谷あり、でも、いたるところに青山在り」と訳していたようである。まさに日本的な人生の応援歌と感じていた。ダイアナ・ロスは私にとって、シュプリームズの時は取ってつけたような不自然な髪型しか記憶がなく、いつの間にかダイアナ・ロスとシュプリームズになり、やがて独立してしまうと言うとても我儘な歌手と言うイメージであった。マービン・ゲイとのデュエットで初めてレコードを買ったが、そんなに好きではなかった。ところが、今度旅から帰って、YOU TUBEで彼女の歌を何度も聞いたが、その度に涙が溢れて困った。まあ、自分の過去の忘れてしまった苦労を思い出したのだろう。年とると涙もろくなるものだ。でも、こんなにも情感あふれる歌であったとは驚きであった。

ダイアナ・ロス If We Hold On Together 日本語訳 - YouTube

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