かつて、この圀は軍部の参謀幕僚が自らの出世の為に敗ける戦争をした。当然に敗戦をし、到頭米国の属国となってしまった。
冷戦の隙間で幸運にも経済繁栄をしたけれど、敗戦体験に捉われて米国従属を継続しているのは、今は軍部ならぬ経団連であろう。
さしづめ、その中枢にあるトヨタや三井不動産などの大企業や既存の企業保守層は、パー券というワイロで、自民党を操り、同時に天下りの餌で官僚を動かし、国債で水増しの予算を各業界に還流させて、とりあえず見せかけの景気を演出している。
そう言えば、かつて大本営発表は嘘ばっかりの報道だった。この圀の経済退行の戦犯は、既存の低迷企業群と自己保身に懸命な大手マスコミではなかろうか。マスコミは戦前・戦後と二度の戦犯である。